現在の日本は類をみない長期低金利時代
です。
日銀のマイナス金利政策がいろんなところ
に波紋を広げていますが、この低金利時代
はまだ続くと思われます。
長期低金利に関してですが、１６１９年の
イタリアのジェノバでつけた１．１２５％が
世界史に残る最低記録だったそうです。
それを１９９８年に日本が３７９年ぶりに
最低金利を更新してから今年で１８年目を
迎えます。
日本が空前の低金利と言われる所以は
ここにあります。
ちょっとイヤなのは、過去に金利が２％
を切って長く続いた国は歴史上なく、
ジェノバでも２１年後には金利が高騰した
・・・そうです。
はたして日本はいつ記録が途絶え、
また別の記録をつくることになるのか？
まあ、誰にもわからないことですが、
月の満ち欠けにしても相場にしても
何にしてもいつか必ず正反対の方向に
ブレルときがきます。
願わくは低金利に関してはまだその日が
来ないことを願いたいものですが、いつか
必ずその日は訪れます。
ババ抜きのババをつかまないように絶えず
リスク管理の意識を持っていることが大切
だと思います。
