工場で生産されるような大量生産の商品
とは違って、一個人がサービスを提供す
る場合に供給可能なのは必然的に
「１個単位」となります。
１対多で同時間に複数のお客に提供できる
場合（歌手など）もあれば、数時間かけても
１人にしか提供できない場合（美容師など）
もあります。
ビジネスにおいては、需要と供給のバランス
が大切で、その線引きが価格に影響を及ぼ
します。
たとえば、何かの商品・サービスにおいて
評判がよく、どんどん申し込みが入って
予約状態になったとします。
一人でオリジナル商品・サービスを提供
していると大量生産ができないので定員
枠が限られます。
すると、たとえば「１か月待ち」とか
「半年待ち」になったりします。
（私も知っているある有名な占い師の経営
する喫茶店はナント２年以上も予約が
埋まっています→つまりキャンセル待ち
状態が２年以上続きます
）そうなるとどうなるか？というと、予約して
いる人の多くはキャンセルしなくなります。
なぜなら、いったんキャンセルをしたら、
その先○年も待たなければいけないから
です。
こういう状態まで持っていけるなら、
そのビジネスはある意味では大成功と
言えますね。
供給を制限できる状態になると
ビジネスは強い・・・ということです。
供給を制限するということは、すなわち
需要枠の定員をある一定のラインで
抑える、ということです。
「個」で対応するビジネスはこの発想が
大切だと思います。
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