富士山の絵を描くとき・・・ | 目指せ!ハッピービジネスマン道

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多くの人にビジネスマン感覚・経営者感覚を身につけてハッピーな人生を歩んでもらいたいと思っています。

富士山の絵を描くとき・・・


客船などいわゆる「船」では水面下から水面上

まで何階にも階層が分かれていて、だいたい

乗組員の船室は下のほうにあり、客室は上層

にあります。


また、操舵室は必ず上の階層にあります。


それらが意味するのは、「優遇される人や

重責を担う人は見晴らしの良いところに

いられる・・・」ということです。



電車でも飛行機でも一番見晴らしが良いの

は先頭車両などの前方部分です。


運転する人は必ずその前方部分にいます。



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画用紙に富士山の絵を描いてください・・・と

言われたとき、500人中499人は形として

「△」といったような富士山を描きます。


ところが、稀に約一人いるかいないかの確率

「◇」「□」「〇」の形を描く人がいます。



499人は地上にいる人間目線で、富士山を

横から見た構成で絵を描き、それが普通で

当たり前だと思っています。


「◇」 「□」「〇」の絵を描く人は、変人に思える

かもしれませんが、地上ではなく俯瞰的に

鳥・飛行機の目線で富士山を上空から見た

構成で描いているわけです。


こういう人は、常に物事を俯瞰的にとらえる

習慣があり、ゴールから逆算で考える習慣を

身につけていて、山のてっぺんから見ようと

している人です。


見晴らしの良いところから眺めているわけ

です。




大多数の人は山のふもとからてっぺんを

見上げるように見ますが
その視界を反対

方向に持つ人も世の中にはいるものです。



どちらが良い・悪いではなく、感性の問題です。


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他人とは違う視点、違う視界を持っている人

にとって重要なことは、それが「多くの他人とは

異なる」・・・ということを認識することです



自分が当たり前で大多数だと思って行動すると

思わぬ落とし穴が待ち受けていたりします。


他人には見えていない別世界を見ていること

自体がとてもすばらしいことだと思います。



そのすばらしいことをすばらしいままにするに

は自分が「他とは違う」と正しく認識したうえで、

周りと歩調を合わせるべきときは合わせ、

合わせる必要がないときは独自の路線で進

むことが大切です。




多くの人は帰納法的な考え方をします。


つまり、今の位置から遠くの位置へ線を引く

感じです。




一部の人は演繹法的な考え方をします、


つまり、遠くの位置(ゴール)から今の位置へ

線を引く感じです。




ビジネスリーダーや経営者と呼ばれる人たち

は、どちらかというと後者であることが多いで

すね。