こどもは天からのさずかりものといいますが・・・
俳優の堺雅人さんと奥さんの菅野美穂さんの
第一子妊娠報告のニュースがこの前テレビで
流れていました。
その中で、堺さんは「……こどもは天からのさず
かりものといいますが、神さまから『おあずかり』
しているようなつもりで、……」と表現されていま
した。
すばらしいコメントだと思います。
確かに、子どもは親の所有物ではありません。
しばらくの期間、親である人の元にやってきた
独立した人格を有する人間だと言えます。
親が自分の子どもの人格を認めようとせず、
自分の言うとおりに動くロボットみたいなものだ
とカン違いすると、そこから悲劇が生じます。
どこかでお互いに衝突して、弾けます。
幼いときは確かに自分一人では何もできません
が、それは永遠ではなく、赤ちゃんのころ~子ど
ものころまで・・・の話です。
そこから先は早く自立させることが大事だと思い
ます。
親が「子どもは何もできない」と決めつけてしまう
と子どもの成長を阻害しますね。
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同様のことが、会社内における上司と部下に
ついても言えます。
上司が部下を押さえつけて自分の手足のごとく
使おうとするのは、決してうまくないし、許される
ことではないと思います。
上司にとって部下とは、就業期間内において
会社から預かっている大切な人材です。
預かりものはいずれ返すことが必要ですし、
無利息ではなく利息をつけて返すことが大切
です。
それが、教育であり、躾であり、人間的成長
でしょうね。