両手に何かを持っていたら、それ以上
は手に持つことはできません。
そのためバーゲンセールなどでは入り口
で大きな袋を手渡されて、手にした商品を
片っ端から袋の中へ入れていくことで手が
すいて、また次の商品を手にすることが
できるようにしていたりします。
考えてみれば、うまく練られたやり方です
（万引き防止の意味合いもありますし・・・）。
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人は、今手にしているものを失うことが
恐いので一度何かを得るとなかなか手放
そうとしません。
親は、子どもや赤ちゃんやペットが危ない
モノを手（口）にしたら何とかしてあやして
手放させようと試みます。
親からすれば、手放したほうが本人のた
めでありもっと良いことがある、ご褒美が
もらえるということをわからせようとする
のですが、肝心の本人はそんなことは
理解できていないので固執して手放そう
とはしません（ペットのワンちゃんも同じ
です・・・
）。まあ、言葉が通じないときはそういうもの
です。
手放すと不安になるし、損した気分になる
のでどうしても持っていようとしますね。
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でも、手放さなければ手にできないモノ
は世の中にたくさんあります。
転職活動もそうです。
今の会社を手放す勇気を持つ人が、
次のもっと良い会社に転職できる可能性
を現実化していきます。
次のモノが目に見えていても、何かを放さ
ない限り手にすることができない場合も
あるということです。
「自分の夢・目標に通じる」とビビビッ！
と感じる何かがあるときは、今手にして
いるものを手放す勇気と決断が必要です。
損して得とれ・・・ではありませんが、
手の中を空にしないと次のものを手に
することは物理的にもできないのですか
ら、そうした原理原則を知っておくことも
大切だと思います。
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