パンテオン(パルテノン)の柱 | 目指せ!ハッピービジネスマン道

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パンテオン(パルテノン)の柱


古代ローマの遺跡では、建物が崩れて消滅

していてもだけが遺っているところが

たくさんあります。


単純にと言っても、そばで見るとかなり

大きなもので、一本一本が人の身長の何十倍

もあり直径も何メートルもあっていったいどう

やってそんなのを古代の人が造ったのか

本当に不思議です。



柱を立てることは大事で、家計でもたとえで

よく用いられます。



中でも大黒柱と言えば柱の中でもとくに重要

な柱です。


そんな大黒柱をはじめとして、我が家では

(自分の家計には)何本の柱が立っている

だろうか?


・・・と考えると、数えるまでもなく「1本!」

即答せざるを得ない人は多いと思います。



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いろんな会社では、事業の柱を複数立てる

ことを意識して経営にあたることが多いもの

です。


なぜなら、一つの事業しかないとすれば、

その事業が失敗したら途端に経営が傾く

からです。



経営者は倒産との戦い、赤字との戦いに

勝つためにも利益を生む事業に日々奔走し、

その柱を太く頑丈にすることをいつも考えて

います。


たとえ、今現在は一つの事業で精いっぱい

であっても、心の中では別の事業を行うこと

で経営基盤を安定させたいと考えているの

が経営者という生き物です。



日本の下請け会社には小規模会社が多いと

言われますが、もしもお客様が大手メーカー

一社だけだとしたら、それはそれは厳しい

経営環境にあると言えます。



なぜなら、足元を見られて商品価格を値切

られるでしょうし、その大手メーカーの胸先

三寸で仮に発注を止められてしまえば

一気に経営赤子になること必至だからです。


その一社からの注文がなくなれば「即死」

になることを意味します。



また、投資・投機の世界ではポートフォリオ

を組むというのは当たり前だとされています。


互いにリターンの相関が低い資産を組み合

わせて保有することで、全体のリスクを低減

するという発想です。




経営者は、リスクを考慮して取引先・顧客を

1社より2社、2社より3社・・・と増やすことで

収益リスクを分散させる努力が必要です。




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自分の家計における柱を1本から2本へ、

2本から3本へ・・・と増やしていく姿勢は

大切だと思います。


なぜなら、家計の破たんリスクを軽減

できるからです。



1本の柱だけで生活していくことは今後ます

ます危険度が高まっていくと思いますし、

既に昔からそう言われ続けてきたことでも

あります。



サラリーマンは、勤務している会社から

「給料」という名の収入を得ていく一方で、

自らが保有するお金を使って投資をして

別の収入の柱を設け、さらにそれ以外でも

何らかの権利収入を得られる柱を作って

いくと良いと思います。




そうすれば、1本倒れても「即死」には

なりませんし、多少厳しい期間があったと

してもその間に努力して復活・挽回すること

をしやすくできます。


何もしないことが一番NGだと思います。



家計にもパンテオンの柱を残していく

ことが大切ですね。