先頭数字に惑わされるのが人間ですね | 目指せ!ハッピービジネスマン道

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先頭数字に惑わされるのが人間ですね


すっかり春めいてきて、デパートやブティック

では冬物衣服のバーゲンセールが終わって

もう夏物の販売が始まっています。



目先のこと(=すぐに使う)で考えれば春物

や夏物の衣服を購入することが正しいわけ

ですが、その代わり値段は普通の値段

(高い値段)
です。



一方で、今冬物の衣服(コートなど)を今

買ってもすぐに着る機会はありませんが、

その代わり安く買えます。


今購入してタンスにしまっておけば、

あと10か月後~には重宝します。



目先の短期目線で購入するか、それとも

ちょっと長めの目線で購入するか?

・・・どちらも正解です。



要はその人の目的意識の違い

行動の違いにつながると言えます。




私はどちらかというとこの時期に冬物

を買って寝かせておくタイプです。


(それを南半球に持っていけば高く売れる

かもしれませんが、そこまではしません・・・)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さらに、販売テクニックとして面白いのは

人は同じ衣服を買うにしても10,000円

9,999円
の値札がついていると、パッと

見て9,999円のほうがかなり安いような

錯覚
に陥ることです。



2000円1999円でも同様で、たった1円

の差なのですが、パッと見たときはもっと違う

ような気になります。


でも、10,000円と10,001円では

そういう気にはなりませんね。




これは「先頭数字」による受け取り方の差

だと思います。



値段を見たとき、先頭のそのケタ数字で

価格の高低を瞬時に感覚的にとらえて

しまう・・・ということだと思います。



だから、値段をつけるときは思い切って

先頭の数字の1ケタ目を下げて値段を

つける方が売れやすくなると思いますし、

買う側からすればそれに惑わされない

ことも大切です。



100,000円と99,999円ならその差の

1円は0.001%ですが、心理的効果は

その百倍以上はありそうですね。