できたことを褒め、できなかったことをけなさない
人の心の中にはいつも2人の先生がいます。
一人は「褒めてくれる先生」です。
もう一人は「けなす先生」です。
褒めてくれる先生は、いつもできていることに
焦点を当ててくれます。
テストの点数が90点なら「90点も取れてスゴイ
ね!よかったね~」と言ってくれます。
一方で、けなす先生はいつもできていないところ
に焦点を当てます。
90点だと、あと10点がどうしてとれないの!
なぜ10点もミスしたの!・・・とちょっと怒って
言う激辛先生です。
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どちらも自分自身の成長には欠かせない大切
な先生です。
学生のときに限らず、社会人になってもこの
2人の先生が何かあれば必ず自分を鼓舞して
くれます。
何をしても、つい自分で自分を評価してしまう
のが人間ですが、本来は評価するのではなく
て、ありのままの自分を見つめることが大切
です。
ただ、人の成長にはやはり「評価(←評価は
他人がするものです)」が必要です。
周りからの評価を得ることによって、自分だけで
は気づくことのできなかったことに気づくことが
できるようになります。
でも、常に評価ばかり気にしていたら、それは
逆効果になって委縮して能力開花ができなく
なる恐れもありますので、やはり自分で自分を
見つめる姿勢も大事です。
あえて言えば、できたことを褒め、できなかっ
たことをけなさないような 「褒めてくれる先生」
に多く登場してもらうのが良い・・・ですね。