ムダ・ムラ・ムリのない人生資源の使い方を・・・
お金に余裕があるときはどんどん使うけども、
お金の余裕がなければ使わない・・・という
パターンの人がいます。
それはそれでその人の自由ですから構わないの
ですが、ちょっと見方を変えるとその人はお金を
使っているようで逆に「お金に使われている」・・・
とも言えます。
なぜなら、お金を使う基準が「お金があるかない
か」に委ねられているからです。
経済的に自由なお金の使い方をする人は、
「お金に使われる自分」から「お金を使える自分」
に行動様式を変えていく人だと思います。
お金に余裕がないときは、使いたいけどやめて
おく・・・というのは、ある意味では誰にでもできる
ことです(←まあこれもそれなりに難しいのですが
・・・)。
お金に余裕のあるときも余裕のないときも基本的
な使い方に違いはない・・・というタイプの人は知ら
ずお金が貯まっていきます。
なぜなら、お金に余裕がないときの生活パターン
に基準を合わせてお金を使うことが身に沁みつい
ているからです。
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今はお金があるから貯金をしておこう・・・
今はお金がないので貯金はやめておこう・・・
と「お金の貯め方にムラがある人」よりも、
お金に余裕があってもなくても「少なくともこれだ
けの額は毎月貯金をしようとする』ほうが結局は
お金が貯まっていきます。
そういう人は何らかの出来事で一時的にお金が
減ったとしても、またきちんと貯めていくことが
できます。
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親が子に対して持つ意識でも、たとえ経済的な
事情があるにしても、(意識だけは)「お金がどう
であれ子どもの○○(←教育や習い事や食事など)
にはお金をケチらないでおこう」といったことが
大事だと思います。
子どもは親の背を見て育ちます。
そのときは気づかなくても大人になって「自分の
親は自分に○○だけは妥協しないでいつも与えて
くれていたなあ・・・」と気づくものです。
お金や時間の有無に関係なく、自分の信念や哲
学に応じて行動することが、自分の人生を自分
でコントロールする生き方だと思います。
お金や時間は自分の人生資源の一つです。
人生資源をそうしたムダ・ムラ・ムリのない使い
方をして、自分の将来に活かしていきたいもの
ですね。