250円の弁当で儲かるか?
世の中デフレと言われて、さまざまなモノの
値段が下がっていましたが、最近は円安と
インフレ傾向の影響でモノの値段は徐々に
上がってきています。
そうした中、たまに見かけてビックリするモノ
の一つに250円のお弁当があります。
250円で販売して果たして儲かるのか?
と他人事ながら勝手に心配してしまいます。
普通に考えたら、250円でご飯とおかずが数品
ついていたら儲けを得ることは難しいと思います
が、もちろんそこにはカラクリがあります。
一般的なケースでは、魚や肉や野菜などの食材
をそのまま現物でもらっておかずを作り、そのお
かずの5~7割をその食材を提供してくれたとこ
ろにお返し=バーター取引)するそうです。
そして、残った3~5割のおかずでお弁当を
つくって値段は250円で販売する・・・という
やり方らしいです。
そうすると原価はお米と人件費くらいで、その
お米も同様の仕組みを使えば、結局ほとんど
原材料費ゼロ円で作れてしまうので、250円で
もなんとか収益になる・・・らしいです。
いろんなビジネスモデルがあって、事業経営者
の多くの方が知恵を絞り、日々努力を重ねて
いらっしゃると思います。
そういう方々には本当に頭が下がります。
時代がインフレに向かうのか、それとも一時的
な兆候で終わってデフレが続くのかは「神のみ
ぞ知る」ですが、事業経営者の奮闘はこれから
も続いてもらいたいものです。
良いものをより安く提供する・・・は顧客に
とってとてもありがたいことだと思います。