ピカソがコースターに描いた絵の値段 | 目指せ!ハッピービジネスマン道

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ピカソがコースターに描いた絵の値段


あるときピカソが食事をしてると、そこへ知ら

ない人が現われて「何か絵を描いてくれ」と

せがまれ、ピカソは止む無くテーブルにあった

コースターの裏に絵を描いた・・・という話が

あります。



大切なポイントは、ピカソがそのときの

絵の料金を○○百万円 ・・・と請求した

というところです。




相手は、わずか数分で描いた小さなコース

ターの絵がそんなに高いのは不当だ!と

言ったものの、そこでピカソが言ったのは

「私がこの絵に費やしたのは数分ではなく、

これまでの人生のすべてが費やされている

のです。

生きてきた50年分の学びで描いた絵
です

から、それだけの価値があるのです


だとか・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コンサルタントとかアドバイザーなどと

呼ばれる「知恵」を商売道具にしている人

たちのフィーも似たようなものだと思います。



今、費やした「〇分」ではなく、これまでの

人生経験をさまざまな角度でシャッフルし、

組み合わせて導いたアドバイス・・・・・・

だからこそ「価値」あるアドバイスとなります。



名ばかりのコンサルタントで何の経験も

実績もない人の1時間と、経験豊富で実績

もある人の5分と、単純に時間の長さだけ

金額の多寡を判断するのはうまくない

・・・と思います。



背景に隠れているその人の生き様が

重要です。




いったいどれだけの年月・時間をかけて、

どれだけの手間暇や犠牲を払ってたどり

着いた境地なのか?

またこれまでどれだけの投資を自らに

行って今日があるのか?




そこがポイントでしょうね。



ただし、自慢ぶったり傲慢な対応をするのは

受け手からすると決して心地良いものでは

ありませんし、人間性が疑われますから

そこにはキチンとした礼節が必要です。



ただ、多くを語らずしてもわかるだろう・・・

という謙譲と美徳はビジネスにおいては

かえって弊害となることも多々あります。




やはり伝えないと伝わらないものです。



だからこそ、内心ではたとえあまり言いたく

ないこと、自慢話に聞こえるようなことであっ

ても、コンサルタントやアドバイザーを名乗る

人はあえて言わざるを得ないと思います。




時と場合にもよりますが、ピカソのような

発想も大切だと思います。