名刺・肩書だけで仕事をしてはいけない・・・ | 目指せ!ハッピービジネスマン道

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名刺・肩書だけで仕事をしてはいけない・・・


私が証券会社を辞めて転職した際に、

前職の証券会社でのことは職場で

一切話をしませんでした。


なぜなら、そこで色眼鏡をかけて

自分のことを見られるのがイヤだった

からです。


前職は前職で、今(当時)の仕事には

まったく関係のないことですから・・・。



同じく、昨年会社を退職した後にも

前職でどういうポジションでどういう仕事

をしていたのか、自分から話すことは

一切控えました。



なぜなら、過去の栄光?を話しても

何の意味もないからです。



過去は過去、大事なのは現在の自分

の姿であり、未来への自分の生き様だ

と思います。



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サラリーマンの中には「名刺で仕事を

しよう」とする人がいます。




自分の所属する会社名や自分の肩書を

チラつかせて、無い権威を振りかざそう

とする仕事のやり方です。



マネジメントとしてはあまりうまくない

自己管理です。



もっと言えば、性別や国籍や出身学校

なども広い意味ではこの肩書に入る

かもしれません。



たとえ、どんなに立派な肩書を有して

いようとも大切なのは人間性です。



名刺の社名・肩書を外して、心の眼で

自分の存在だけを見る姿勢が大事

だと思います。



そうすると、外部の人と接するときに

自分本来の人間力ではどれくらいの

付き合いができるだろうか・・・?と

客観的に見ることができます。



ビジネスマンになれない多くのサラリー

マンは自分の名刺に会社名があるから

お客さまや業者がお付き合いをして

くれていることに気づきません。




組織の持つ目に見えない影響力

翻弄されて、自分の力量を過信している

と、やがてその反動で痛い目に遭うとき

がくるかもしれません。


概ね、60歳を過ぎて退職した後です。


そして、そのときに気づいてから何かを

しようとしてもたいていは手遅れです。


なぜなら、気力・体力・知力ともに衰え、

時間も不足しているからです。



自分の名刺から社名や肩書を外した場合

にいったいどれ程の「時価」が自分にある

のだろうか?


・・・と冷静に考えてみることは重要だと

思います。



ビジネスマンも会社の名刺を使って

仕事をしますが、「名刺・肩書で仕事を

しよう」などとはゆめにも思っていない

生き物だと思います。