部下と親睦を深める | 目指せ!ハッピービジネスマン道

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部下と親睦を深める


新入社員が入社して1週間が経ち、そろそろ

新人歓迎会
でもやろうか!・・・という時期だと

思います。



会社内において、上司と部下、同僚たちと

親睦を深める場を設けることは大切だと思い

ますが、その手段としてお酒の力を借りるとき

は留意することも必要です。



なぜなら、本来親睦というのは仕事を通して

築くことがまずありき
で、その築きがあるから

仕事以外の場で「深める」ことが可能となる

わけです。


前提がないのに酒の席で親睦を深めようと

するのはある意味では邪道です。



アルコールという道具を使って親睦「築き」

を目的とするのもアリですが、企業組織に

従事するサラリーマンが仕事ではなくて宴席

で親睦を築くことはあまり感心できないことだ

と思います。



なぜなら、会社は仲良しクラブで集まる場で

はなく、仕事をする場として人が集まってい

るからです。



まあ、そうは言っても普段仕事で接すること

ができない部署の人たちと交流を持つこと

で、明日からの業務の遂行を円滑にする


・・・という目的があるのならそれはアリだと

思います。


大切なのは、リーダーがどこまで物事を

考えて行動しているか?・・・です。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


飲み会の席で自分を強調したり優越性を

訴えて自分への信頼感を求めるのではなく、

やはり本来的には仕事上の態度や実績を

通して信頼感を得ることが正道です。




仕事上で信頼を得ていることがありきで、

それに続いて飲み会や宴席で普段の仕事

のときには見ることのできない別の顔・

プラーベートな顔を見てみたい・・・とか、

もっと違うことを聞いてみたい・・・となって

部下のほうから上司に近づいてくる・・・

あるいは上司が部下に近づく・・・のが

基本形だと思います。



仕事を通して信頼関係ができていない場合

だと、お酒の力で親睦を深めようとしてもそも

そも信頼関係が築かれていないために親睦を

深めることには諸刃の剣の恐れあります。



仕事から外れた世界で親睦を深めるのは

決して悪くはありませんが、その前提として

ある程度の信頼関係が存在していること

が必要です。




まあ、そうは言っても新入社員との関係を

わずか1週間や1ヶ月で構築することはでき

ませんから、新入社員と仕事を離れた場での

接点を持つことも大事なことだと思います。



お酒の力を借りて人間性・プライベート性を

垣間見つつ、その人の躾・作法等のレベル

を知ることもできます。




その代わり、重要なのは羽目を外さない!

ということだと思います。


お互いに理性のあるお酒の飲み方が必要

ですね。




また、上司が部下を飲み会に誘っても若い

連中はなかなかついてこない・・・と嘆く前に、

上司は仕事で親睦をつくっておくことが大切

です。



そして、仕事で親睦を作っていくためには

当然上司自身が「仕事ができる人」でなけ

ればいけない・・・と思います。