少し前の話になりますが、ビッグサイトで開催された、
「eコマース展」
に行って参りました。
↓(eコマース展は、「ダイレクト・マーケティング・フェア2009」内で開催されている展示会です)
今年、当社のネットショップASPサービスである
SUPER EC - Shop Bazooka!
を宣伝すべく、この展示会にブースを出す予定でいたのですが、準備や開発が間に合わず、出展できませんでした。
来年こそは!ということで、出展者や来客数の様子を見に行ったわけです。
しかしまあ終了時間も間近というのに、すごい人です。ECへの関心の高さが分かります。
↓ここが、「eコマース展」のエリア。(写真奥。わかりにくくてごめんなさい)
壁で区切られたブースではなく、細い通路の両脇の壁に、簡単なテーブルが連なった形になっています。
通路を通ると、どんどん両脇から手が伸び、パンフレットを手渡されます。
ご同業さまの様子なども知りたくて、いろんな会社さんにかなり突っ込んだ質問をしてきました。
同業者であることを告げてお話を聞いたにも関わらず、どの会社さんも親切にいろいろお話を聞かせて下さり、ちょっとびっくりしてしまいました。
というのも、おそらくみなさん私と同じ事を考えているのでしょう。
ひとつのソフト開発会社で、お客さまの全てのニーズにお応えする商品やサービスをご提供することは難しいと思います。
ですから、他社のよい製品をいっしょにご提供する形は、自社の商売の幅を広げます。そのもくろみが他社さんのそれと合致すると、相互乗り入れでの営業やお客さまサポートが可能になります。
とはいえ、このような同業者でのパートナーシップは案外難しく、信頼の関係構築に長けたソフト開発会社同士が出会わなければ実現することはありません。自社の利益のみを重視し、力関係だけを尊ぶ社風の会社同士では、まず実現できませんし、実現できてもお客さまの満足や継続性が得られるとは思えません。
私は「ぴぴっときた」会社さん5社ほどとだけ、お話をしてきたのですが、若い営業や技術の方が、感心してしまうほど丁寧でしかも感じが良く、びっくりしてしまいました。
ところが、名の知れた大手中堅の会社さんには、結局、「お互いの利益」という話しが、本質的な意味で理解して頂けなかったように思います。力関係的に相手にされなかったのか、私の説明や理念が不足しているのかはわかりませんが、ちょっとそこは残念でありました。
とはいえ、昨今、IT関係の展示会では「売らんかな」重視、顧客の意向無視な会話しかできないといった雰囲気を感じており、うんざりし、足も遠のいていたのですが、こういう景気の動向も関係しているのでしょうか、「お互いの協力関係」という話しが出てきた展示会は、かなり久しぶりでした。大きな希望を感じました。
特に若い方たちが、がんばっていて、彼ら彼女らのそぶり、態度、話し方にとても透明感や清潔感を感じました。
時代は変わってゆきますね。先々がほんとうに楽しみです。
私たちおやじも、そんな若い人たちに、のびのびとしたビジネスをしてもらえるよう、土台をつくり提供する役割を果たして行かねばと思ったのでした。
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