上の映像は、1987年制作Ellen Barkin主演の"Siesta"。
シェスタは、日本語で言うところの『お昼寝』
どちらかといえば、脇役が多かったエレン・バーキン初主演映画でござる。

決して美人とは言えないエレンは、その個性的な容貌を買われて、
蓮っ葉な女、ギャングの女、性悪女などなど、
とにかくそれまで演じたのはこの類ばかり。

エレンと似た女優にカレン・ブラックという
これまた個性派女優がいて、
なんとなく彼女に雰囲気が似ていて、
エレンが大好きだった。

カレン・ブラックが『エアポート'75』で
フライトアテンダントを演じているのが
妙な感じで、誰がキャスティングしたの?
と思ったのよ。

エレンはその後、アル・パチーノと共演した
"Sea of Love"やミッキー・ロークと共演した
"Johnny Handsome"などに出演して、
観客に相当の衝撃を与えたから、覚えている人も
多いはず。

でも、映画『シェスタ』は87年なのに、
日本で公開されたのは、『シー・オブ・ラブ』(89年)や
『ジョニー・ハンサム』(89年)が日本でヒットしてから、
慌てて買い取ってきたから、日本人の記憶では逆なのよ。

でもね、映画そのものは期待していたほどでもないのよ。
エレンの個性が炸裂するのは、ほとんど終盤に入ってから、
これが残念。最近は個性派(不細工)女優が不作で、
全然面白くないよね。

なんで、この映画が浮かんだかというと、
ものすごく暑いから!
何ですか、山梨は39度って、もう微熱を通り越して
高熱じゃありませんか。

連日、熱中症で亡くなっているのですよ。
亡くなった方はたいてい猛暑の中、農作業をしていたり、
暑い中、道路工事をしていたりするわけでしょう。

ならば、日本版シェスタを導入して、
12時から3時までは、『昼食&お昼寝』に制定して、
お店もシャッター閉めて、皆でシェスタタイム。

それと併せて、サマータイムを導入して、
時間を2時間早めて、涼しいうちに仕事にかかり、
3時以降また涼しくなってから仕事を再開という
ことにしないと皆、倒れちゃうよ。
真剣に『シェスタ』導入を検討してもらいたいな。
暑いと仕事の効率も落ちるからね。