紅花紅子のブログ-100
毎週 水曜の夜11時から
『100分de名著』という番組がEテレで放映されています。
2013年初の名著は
『般若心経』

誰もが一度は聞いたことがあるお経ですが、
今の今まで意味はちーッとも知らなかった。
こんなに短いのに、こんなに奥が深いとは・・・
世間でよく写経されているわけですね。

古今東西様々な人々が
この世における真理を探求してきたわけですが、
既にもうお釈迦様がこのようなわかりやすいお言葉を
残していただいていたわけですね。


色即是空
空即是色

この世の全ては私たちの身体も含めて、
全ては空(常にうつろうもの)であり、
同時に、空は色(物体=目に見えるもの)であると
お釈迦様は見抜いたわけですよ。
それは人間の心も同だというのです。


人間の感情は
喜怒哀楽と表現されますが、
その中でも怒りという感情は
最も楽で、簡単なものです。
哀しみも比較的楽でしょう。
あらゆることを他人のせいにして
生きることほど楽なことはないでしょう。

さの意味では、桜宮高校の体罰による指導は
楽だったに違いありません。
暴力でしか生徒を指導できなかった
教師の未熟さを切に感じます。
これが一番の指導法だと信じていたのでしょう。
彼に意見できたのは、海外から来た英語講師くらいかもしれません。

この事件をきっかけに力の指導や
ネガティブな教育法を行ってきたスポーツ界や
一部の教育界に新風が吹き込まれることを期待したいものです。

その意味では
元巨人の桑田真澄選手の意見は
大きかったと感じます。

運動が苦手な子供に体罰をして、
上手くなりますか?
むしろ、その競技が嫌いになるだけですし、
人間への憎悪を増幅だけなのです。