紅花紅子のブログ-super1
あけましておめでとうございます。
皆様、良いお正月だったでしょうか?

さて、新年第一弾は昨年の掘り出し物の報告でございます。
毎年、年末恒例の行事といえば、阪神百貨店の催事コーナーで行われる
『中古・廃盤レコード、CD市』なのですが、
今回の掘り出し物は、冒頭に登場した
Chessとんでも企画ものの一つ
その名も"Super Super Blues Band"でございます。

ご覧のとおり、Muddy、 Wolf、 Boの3人がジャケットですが、
元々はWolfではなかったのです。

Wolfの代りにWalterが入っていたのですが、イマイチ評判が良くない。
ってことで、二度目のセッションに呼ばれたのが
当時、Muddyと犬猿の仲だったWolfだったのですね。

もちろん、セッションは緊張の連続。
MuddyもWolfも一歩も引かないし、
かといって若輩のBoが遠慮しているかといえば、
全くそんなことはなく、手に入れたばかりのエフェクターを
使いまくるという暴挙!

いや、とにかく面白い!
ステレオ録音なので、彼らの位置関係までわかるのが
また笑える。

そうそうWolfが入った2回目のセッションのベースは、
Willi Dixsonではなく、
彼の策略にまんまと引っかかったBuddy Guyなのですよ!
こんな楽しいレコードをわずか1400円で
手に入れることができたのは本当に幸運でした。

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他には、以前から欲しかった『アデルの21』
これは980円くらいだったので、安かったです。

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そして、フェントンのレコードです。
再録したものですが、レコードは持っていなかったので、
なんと450円でお買い上げでございます。

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そして、一度は帰りかけた時にふと目に入った
『70年代フォーク時代』のコーナーで偶然見つけたのが、
廃盤になっていた泉谷しげるの『家族』です!

これを見つけた時の喜びはたとえようもありませんでした。
ほとんど諦めていたものでしたからね。
こちらは1200円でした。

他には高すぎて諦めたレコードもありましたね。
一部に熱狂的なファンが今でもいる
『佐井よしこ』のレコードですが、
5000円近くの値段が付いていましたよ。
希少盤だからでしょうか。

お正月はレコードを聴きながら、
ようやくフロスト警部の最後の作品
"A Killing Frost"を読み終えました。

約600ページ以上もあったので、ちょっと手強かったのですが、
ミステリーだからでしょうか。グイグイ引き込まれました。
良ければ、一度お読みください。