さて、久々のNikonF2での撮影ですが、
今回は20mm広角レンズを使ってみました。
超広角レンズの活かし方は、思い描いた場所より三歩前で撮ること!
というわけで、古い街並みが残る様々なポイントを撮影してみました。
では、広角マジックをお楽しみくださいませ。
お~なんと見事なよくわからない円筒の物体。
実際見るとこれほど巨大には見えないのですが、
さらに下から撮影することで禍々しさが出ておりまする。
2012年もあと少しというのに、この昭和感!
以前、瀬戸内現代美術展に直島に出かけたことを思い出しました。
瀬戸内まで行かなくても案外身近にあるものです。
20mmレンズならではのこの歪み。
何やら非現実空間が演出できました。
おじさんの姿がまるでシルエットのようです。
鉄子ではないのですが、鉄道は好きですね。
鉄道には何やら郷愁が感じられ、旅出ちたい気持ちにさせられます。
こちらは最近できたばかりの駅構内からの撮影。
実はこの駅、少し前までしょぼい駅の代名詞になっていたのに、
新たに高架にしてご立派な駅に新装開店したわけですよ。
向こうに見えるのは大阪方面です。
ガラス越しに撮影しているので、よく見ると光の反射が見えます。
未来都市風の新駅が誕生した界隈は
ほれご覧のとおりの『昭和タウン』でございます。
こういった古い界隈でF2片手にパチパチやっていると、
不審者ではないかと好奇な目も向けられましたが、
ニッコリ微笑み、『芸術写真の撮影なんです。
こちらは素晴らしいですね。』と説明して、事なきを得ました。
いやはや、芸術への道は厳しいですね。
ものすごく奥行きがありますが、実際はこれほどではないのですよ。
これが超広角の面白いところです。
ふと曲がると、以前は立派な社であったろう場所を見つけました。
何かの災害で崩れ落ちたであろう石柱が立っておりました。
一度謂れを調べてみたいものです。
ここからは以前出かけて京橋・蒲生への旅路です。
上は『三匹のおっさん、世直し旅』の模様・・・ではなく、
交差点でたまたま撮れたベストショット。
この詰まり感こそ超広角レンズの良いところです。
なんか見たことのある構図ですが、
こちらは以前掲示したものの逆バージョン。
このビルも昭和デザイン建築のひとつ。
おじさんがまたもやシルエット風です。
光と陰のコントラストが実に良く出ているショット。
もう空家だと思われますが、この冬の風情が良いですね。
こちらは冬の影の長さを活かしたショット。
一種不思議な空間になっています。
やはり20mmですね。
一体何やねん?とおっしゃるでしょうが、
こういうのが好きなんです。
どうも世間の人が撮影するモノとは違うので、
街行く人が不審がるのもいたしかたないのかもしれません。
ただの貯水タンクがまるでUFOのように見えるではありませんか。
これもベニヤ板とトタンのオブジェ?なんですが、
街角スナップの一枚。
芸術か?ゴミか?
ゴミです。
金属加工工場脇のゴミ捨て場。
こんな金属片の山にもキラリと輝く美を感じるのは
私だけでしょうか?
あんただけやで!
向かってくる車に気づかず撮影し続けたアブナイショット。
洗濯物に萌えました。
ここを通ると撮影したくなる好スポット。
夜になると営業するらしい立ち飲みバーの昼間の顔。
バイクの奥には墓場があります。
夜も来てみたいものです。
広角レンズだとこういった構図が多くなるのですが、
光のコントラストがよく効いています。
今回は、良いショットが多く大満足のF2撮影大会でしたね。
前回、前々回とダメダメショットが続いたので、自信を喪失しかけていましたが、
今回はF2という強い味方が守ってくれました。
やはりF2は頼りになります。
重量感のあるバイクに心魅かれ、シャッターを切りましたが、
この手前にアロエの残骸の山があったのですよ。
それも撮影すべきでした。
最後に昭和タウンを堪能していただいて、
今年最後の写真アップは終了です。
次回は2013年からのショットになると思います。
来年は何を撮ろうか楽しみです。
話は変わりますが、今年の9月くらいから
『地中海ダイエット』なるものを始めました。
要するに、イタリア人的食事ということですが、
オリーブ油を加熱せず、生のままどんな料理にでもぶっかけるのです。
例えば、納豆やカレーですが、不思議にオリーブ油をかけると、
臭みが消えたり、味がまろやかになるのです。
主食を玄米とパスタに切り替えた理由は、
実はイタリア輸入パスタは全て全粒だからなんです。
こういった食生活に変えてから早や三ヶ月。
身体がどう変化したかというと、
たくさん食べているのに、いつのまにかスリムに・・・。
冬は乾燥が気になるところですが、
これといった肌トラブルもありません。
しかし、一番の変化は心の安定でした。
気づけば、最近よく笑うな~と実感。
気分が沈むことも腹が立つこともあまりないのです。
ロハスというか、自然に近い食生活というのは、
心の安定や平静が得られるのですね。
これが『地中海ダイエット』をやってみた一番の感想です。
これとは逆に添加物一杯のファストフードやインスタント食品ばかりを
食べると、鬱状態になったり、暴力的になったりするわけですね。
以前、『スーパーサイズ・ミー』といドキュメンタリー映画で、
自ら実験台になった主演兼監督自身が
鬱状態になってましたからね。
食事は食べる薬であり、美容液なんですね。
皆さんも一度地中海ダイエットをお試しあれ。
ちなみにワインもアホほど飲んでます。