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2011年末恒例『中古・廃盤レコード、CD市』に行ってきました。
さて、今回の掘り出し物は、タイトルどおりBlaxploitation Movieのサントラ盤でした。
上は、1972年公開のドラキュラならぬ『ブラキュラ』でございます。

ブラックのドラキュラなので、『ブラキュラ』。
実にわかりやすい。
これを見たとき大笑いしちゃいました。
映画の内容も一応ホラーなんですが、コメディです。
B級ムービーがたくさん作られた中でも異色のホラーというわけで、
当時、サターン・アワードでベスト・ホラー賞を受賞したそうな。
ベスト・コメディ賞の間違いではないの?
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『時は、18世紀のトランシルバニア。
黒人のマムウォルド王子と后がドラキュラ伯爵宅を訪問するが、
妻は襲われ、彼もまた吸血鬼になる。
そして、棺に押し込められるが、
200年後、王子は蘇り、元妻にそっくりな女性を見て、妻と信じ込んでしまう。』
というのがあらすじ。

実は、一時大量に作られたB級ムービーの代名詞
ブラックスプロイテイション・ムービーの功績は音楽。
これがために流行った音楽は数知れず。
このサントラは、モータウン黄金期を支えたジーン・ペイジが提供しているのですよ。
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さてさて、廃盤市で購入したのが、コレ。
原題は、'Let's Do It Again'
邦題は、『一発逆転』

劇画風イラストが多かったブラックスプロイテイション・ムービーの中でも
ひときわ目を引く冴えたイラストが印象的で、
写真では知っていたけれど、実物のレコードを見たのは初めてだったので、
すぐに買っちゃいましたよ。
全曲スティプル・シンガーズ(父ちゃんいるよ!)で、
ソングライターは、カーティス・メイフィールドと聴けば、
悪かろうはずもない。
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肝心の映画というと、これまた凄い。
シドニー・ポワチエ主演、監督、共演がビル・コスビーというコメディだ。
内容は、見ての通り。

『八百長ボクシング試合をセッティングして、儲けを丸取りすることを
考え付いた貧乏労働者の二人(ポワチエとコスビー)だが、
大損したギャングに追われるはめになり、
もう一度八百長試合をセッティングし、
相打ちという手を使って、まんまとその場をしのぐという痛快劇』

ポワチエは、この後も監督業をしたものの、これが最もヒットした作品だったそうな。
DVDで入手できるようなので、興味があれば見てくださいね。

2012年のお正月は皆さんいかがでしたか?
大晦日から元旦にかけては、カウントダウンライブに出かけましたが、
場所を間違えて、違う人たちのライブでカウント・ダウンをする破目に。

ああ、今年も『あかんのかしら…』と思いつつ、
もう一度チャレンジして、年越したライブへ赴くと、
まだやっていました。
よかった…。

1時半ほどになっていましたが、
ザ・ツインズ、カサ・スリムなどが参加する
年越したライブになんとか着くことができました。
でも、ひとつ足りないものがありました。
マンボちゃんこと、マンボ・松本がいないことです。

歌うことが供養なのでしょうか。
マンボちゃんがいないことに、まだ慣れない私です。
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