このシリーズは日本の歌手を取り上げるのがメインですが、
中高生の時期に、洋楽もたくさん聴いて育ったので、
たまには、日本以外の歌手や歌についても書きたいのです。
英語の歌詞は、日本語ほどには直に心に響きません。
頭を使って理解しようとしてしまうのは否めませんから。
だからどうしてもサウンド重視になってしまいます。
サウンド重視といえば、歌曲以外のクラシック。
私の古巣はクラシックなので、
私の心がキュンとなったり、ほっこりしたりするサウンドを
この曲で説明します。
この演奏で言えば、
心がキュンとなるのは6分18秒から6分50秒あたり。
心がほっこりするのは9分5秒から10分58秒あたり。
前置きが長くなりましたが、心や魂までも揺さぶってくれる、
日本以外の曲を、今回は4曲。
まずはワンダイのナイル・ホーランのソロ。
フィギュアスケート世界選手権のエキジビジョンを観ていたら、
羽生選手に僅差で負けて2位になった宇野選手が、
この歌で滑っていました。
素晴らしいパフォーマンスの掛け算です。
※ 世界選手権の映像は削除されてしまったため、
2018年の4大陸選手権のエキシビジョンの映像に切り替えました。
次はコールドプレイの2005年の曲。
歌詞も、とってもいいのですが、
2分35秒あたりからの、いわゆる「間奏」の部分、
ここを聴いていると、込みあがってくるものがあります。
次は Queen の名曲 Radio Ga Ga 。
数多くの Queen の名曲の中でも、これは別格です。
同じテーマ(ラジオの黄金期への賛歌)を歌ったものとしては、
バグルスの「ラジオスターの悲劇」があります。
この曲も高1の時に聴いて衝撃を受けましたが、
大人になったばかりの頃に出た Queen のこの曲は、
私にとっては宝物なのです。
そして最後は、サイモンとガーファンクルの Song for the Asking 。
彼らの最後のアルバム Bridge over Troubled Water の最後に、
ポツンと置かれたこの曲は、
デュオではなく、ポール・サイモンがひとりで歌っている。
語りかけるように優しく歌っているのを聴くと、
離れてゆこうとするアート・ガーファンクルへの
ポール・サイモンの想いが伝わってきて、
心に沁みます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。