このBlogの 「 最近の Super e-Kids 」 のカテゴリーは、うちのお母さんスタッフが書いてくれています。

お母さんスタッフとして3ヶ月、子どもたちを指導した、現時点での感想を書いてくれましたので、今日はそれを・・・。



「今日 学校でめっちゃ疲れてん…。」 (眠そうにしていた小5 Sくん)
-- それはしんどいね。それでもちゃんと塾に来たんだからえらいね。眠たくなるかもしれないけど、最後まで頑張ろうね。

「昨日 歯が抜けてん。ほら!」 (小3 Mくん)
-- あ、ちゃんと大人の歯が見えてる!少しずつお兄ちゃんになってるね。

「学校で友だちとふざけてたら手をぶつけちゃって…。」 (小6 Tくん)
-- 大丈夫?受験前やのに…。 怪我せんように、風邪ひかんように、それだけ気をつけてね。

「顔のニキビが気になるんやけど。それと耳の後ろ、怪我してるやろ。自分では見えへんねん。どうなってる?今ちょっと痒い。」 (小4 Sくん)
-- バイキン入るから触ったらあかん!かさぶたも無理にめくったらあかん!(笑) 気になるのはわかるけど、頑張って勉強に集中しようね。

 
私が返した言葉の後、子どもたちは皆一様に「うん」と頷いて、目の前のプリントに取り掛かる。
その切り替えの早さには驚くばかりだ。
このちょっとした甘えがワガママにつながることはない。

気をつけているのは、子どもの言うことを頭ごなしに否定しない、ということだけ。(ニキビとかさぶたは別だったが…)
こんなに簡単なことだったら、我が子の話も、もっと聞いてあげたらよかった…
という思いが一瞬頭をよぎるが、実の親子ではこう簡単に事は進まないことは、何度も経験済みだ。

学生時代に家庭教師のアルバイトをしていた時は、小学生を相手にするのは苦手だった。
思ったことをズケズケ言ってくるし、唐突に勉強とは関係ないことを話し始めたりもする。

けれども子育てを経験した今なら、そんな子どもたちの言動に戸惑うことはなく、むしろ微笑ましく、可愛くて愛おしい気持ちになる。
ただ聞いてほしいだけ、共感してほしいだけ…
というその思いを、余裕を持って受け止めることができる。
子どもたちもそれをわかっていて話しかけてくれているとしたら、とても嬉しい。

おそらくこうした部分も、塾長先生に求められている「お母さんスタッフ」としての役割なのだと、今改めて思う。
 

今日は誰が来るのかな?
どんな話を切り出してくるのかな?

信号が変わるのを待ちながら、塾の窓を見上げて子どもたちの顔を思い浮かべる。


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