神戸・鈴木商店で活躍した
ロンドン支店長の高畑誠一
さんの故郷である
高知県のおとなり愛媛県の内子町を
訪問したことを書いています。
高畑さんはもちろん、大番頭・金子直吉さんの
指示を受けて、その優秀さから、若くして
明治大正時代の世界経済・ビジネスの中心地である
ロンドンに放たれたビジネスマンである。
実は、高畑誠一さんは、日本ゴルフ界の祖というか
まさにゴルフを伝えた人
である。
鈴木商店系列の現在に生きる会社は全国にあり
今も経済界の先端を走っている企業が多い。
帝人、双日、サッポロビール、IHI、神戸製鋼。。。
その他大勢と聞いていますが、その隆盛を極めた
会社の中にあって、異色かつ多大な功績が
このロンドンで仕事をした愛媛県人、高畑誠一さんの
本国を介さない世界戦争を景気に三国間貿易で
巨利を得た商売だった。
その情報収集におおいにロンドン近郊等でのゴルフが
いろんな業界の人々との交流を生み、情報源となり
世界的貿易にその成功を見たのだ。
高畑氏本人はある人物のすすめで、元来の心臓の弱さへの
健康維持等のために始めたものである。
その英国から持ち帰ったゴルフ
それが日本のゴルフ界に大きな影響をもたらした。
帰国した大正当時は、ゴルフは日常のものではなく
ゴルフ場すらなかったから、高畑氏は各地のゴルフ場
建設に関わっていくことになる。
そのひとつが
ここ、内子町にある
愛媛ゴルフ倶楽部
である。ホームページここ
高知を早朝から出てきてやっと
時間に間に合った。朝の９：３０であった。
まだ、少し時間もあったので、ほっとした。
操業は昭和５０年というから
もう３０年以上である愛媛ゴルフ倶楽部。
全２７ホールは、高畑誠一氏による監修によるものである。
今回は基本、鈴木商店関係の偉業を称える活動に
属するもので、国内関係者の会で調査しているの
ですが、私もその一員になり、がんばっているという
わけである。
（高知で金子直吉、鈴木商店に興味がある人は
いませんか？一緒に活動しましょう♪）
由緒ある感じで建物はとってもしっくりときて
木の感じが年代とともにいい味を出しているなあと
思った。
調査関係者の皆さんと合流し、ここの支配人や
高畑氏家族の関係者等と聞き取り、情報など
いろいろと教えていただきました。
この愛媛ゴルフ倶楽部ができるきっかけ
は地域活性化を願う
住民団体の強い願いと想いからだった！
それに呼応し、高畑誠一さんの関わりは素晴らしい。
本場英国の技術を真っ先に地元に還元し、素晴らしいコースを
作っていったのだ。
個人的にも一度、プレーしてみたいものだ。
ゴルフの伝道師としての高畑誠一さんは
ゴルフ倶楽部内の壁にその偉業が垣間みられる。
これが高畑誠一氏。↓ （‐＾▽＾‐）
当時、英国時代からハンディ６という腕前で
ゴルフのことは高畑くんに！
という具合で大使館からも頼りにされ
なんと昭和天皇がまだ皇太子時代になんと
ロンドンの有名ゴルフ場でのプロのゴルフ大会の
案内役としてその任を任されてる。
これがその写真。左から２番目奥が高畑氏である。
また、壁面には
高畑誠一氏記念のドライバーがある。
四国人の奥深さがココにある気がした。
故郷、内子町は偉大な人を育てたなと思った。
次は内子町の調査に場所を移していくのであった。
次回へ続く！
前回のブログは以下です。
高畑誠一さんの内子町訪問（１）そこは雪、古い町並み
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