3月21日(金・祝)、3連休の初日でしたが埼玉は大宮でセミナーを行いました。
講師にはファンダメンタル分析に定評のある近藤雅世氏。
都内に比べて少人数でしたのでお客様との距離も近く、外は風が強かったのですが
会場内は暖かい雰囲気での講演となりました。



近藤さんは商社時代のファンドマネジャーとしての経験を元に、資産運用の
注意点を説明してくださいました。曰く、小さな損失を何度繰り返しても許されるが、
大きな損失を一度でも出した人は、ファンドマネジャーにはなれないのだそうです。
…ちょっと考えさせられますね。


講演は、金の話に移ります。最近の世界情勢として①ウクライナ②中国
③米国を上げ、それぞれの影響について説明を加えてくださいました。
テーパリングは織り込み済み、ウクライナの影響は軽微なものとなろうが、
中国の理財商品等のデフォルトは世界規模のリスク要因となりうるとの
ことでした。


後半は、白金。
以前から近藤さんは白金は超強気。
ファンダメンタル的にはもっともっと上がってこないとおかしいと、
各種の数字を挙げながら説明してくださいました。
南アにも何度も訪れたことがあるそうで、鉱山の中の様子などは
非常に興味深く、お客様もしきりにうなずいておられました。

懇親会前にはサンワード貿易営業部の小野寺から簡単な商品先物
取引のしくみの説明があり、まもなく天候相場を迎える穀物などに
ついて、近藤さんと意見交換をしていました。

今年の穀物相場は、結構有望なようですよ!