ヒントはここから
冬が近づき、観光で角館に見えるお客様も少なくなってきました。
観光客が少なくなると お店に出入りするお客様も少なくなるわけですが、それでも地元のお客さまが別注商品の依頼に来て下さいますお陰で 冬の間もコツコツもの作りをしています。
お客さまのご注文の別注ものは、ほとんどが1点ものです。
その1点の為に 型紙を作ったり仕様を考えたりする事に、まずは時間をかけています。
作ってみると お客さまのアイディアで作った1品が、思った以上に良かったりすることがあるのです。
これは、いただきです。次の商品のヒントとなるわけなのです。
当店の商品になる条件として
・仕様がわかりやすいもの
・単純な作りでありながら、ひと工夫
・材料が揃うもの
・付属品が必要最低限
・機能的に使い勝手がよいもの
・大人も子どもも使えるようにサイズ調整可能
この条件に合ったものをお客様がご注文くださった時は、こちらもラッキー
お客様へお渡しするものと同じものをもう1点作っておくのです。そこから、次へと展開ですね。
その別注商品は
これは、仙台のお客様からのオーダーです。
仙台の「すずめ踊り」の祭りに使いたいとの事です。
すずめ踊りというとピョンピョン跳ねながら、街の通りを踊るお祭りのようです。ですから、荷物をひとまとめにして肩から提げて踊りたいというご希望をこのバッグが叶えてくれるでしょう。
しかも、中央部分の切り替え生地は ただの切り替えだけではなくポケットになっているのです。
口はファスナー開きに、ショルダーストラップは長さ調整できるようにしています。
昨日、紹介したクリスマスプレゼントの追加注文です。
同じく2種類の生地を使って祭り財布を作ってほしいというご注文
2種類の生地をどのように使うかはお任せと言われ・・・
このような祭り財布が出来上がり!
当店の定番となった祭り財布ですが、このような接ぎにしてみると見慣れた祭り財布が新鮮に見えます。
定番となる商品はよく売れる商品なのですが、同じものばかりだとお客様に飽きられてしまいます。
それに、何よりも 作る人間が飽きてしまうのが一番こわいことなのです。