はじめまして
姿勢をゆるめて、ココロがホッと温かくなるリラクゼーション
spinal consultantのmaruです。
いつも読んでくださっている読者の方、ありがとうございます。
はじめての方は気持ちを楽にして読んでくださいね。
今日も、こんな時どうしよう!?って言う人が、知っておくとちょっとためになる健康のネタをお届けしますね。
今日は手がしびれる時にどこに行けばいいのか?
そんな時に意識してほしい判断基準を書いてみますね。
しびれというのは
人によって感覚が違うし、違和感、不快感のようなものにも感じるので
痛みよりも不安を感じることが多いようです。
神経系の症状でしびれというと痛み→しびれ→無感覚の順に症状が重いと判断されます。
でも、僕は一概にそうでもないと思っています。
それは原因と対処さえわかっていればいいから。
しびれは大きく分けて3つあります。
①脊柱、椎骨の問題による神経の症状
②血管、血流の問題による症状
③筋肉の緊張などによる症状
①の場合
脊柱や椎骨に問題があり、背骨の周辺で神経を圧迫してしまっています。
この場合は首の動きや角度でしびれが増悪することもあり、ひどい時は強い電気の走るような痛みが肩から腕にかけて走ることがあります。
症状が進むと筋力低下や感覚の麻痺なども伴うことがあるくらいです。
このような症状であれば整形外科で麻酔や痛みどめを処方してもらうという選択肢も必要かと思います。
しかし、多くはちょっとした首にかかるストレスが引き起こしているので、僕であれば椎骨間の可動域を回復させることで神経に対するストレスを和らげることをします。
これは無理に捻ったり、押したりということではなく、軽く押圧したり、動きやすい方向に少しだけ動かしながら整えていくだけです。
②の場合
血管が圧迫されたり、筋肉の緊張などで血流が悪くなるなり、しびれを感じる場合です。
血管性の場合は手がしびれるというのは脳の障害が考えられます。
しかし、脳梗塞や脳腫瘍のようなものはしびれというよりは麻痺に近いと思いますし、呂律が回らないことや目線が合わないなどの症状も現れますので、判別がしやすいと思います。
みなさんが一般的に
「なんだか、手がしびれるんだけど・・・?」
というくらいのものは
腕を下にして寝ていたり、同じ姿勢でいることで一時的に血流が悪くなりしびれているような感覚になっていることがほとんどです。
こういう場合はマッサージをしたり、軽く運動することで血流を促してあげれば改善可能です。
③の場合
筋肉の使い過ぎや緊張がしびれを感じさせることもあります。
このような症状は反復動作や長時間の同姿勢などで筋肉が硬くなってしまうことが原因でおこります。
もし、重篤なものであれば
筋が硬縮を起こしていることが多いので、筋肉を柔らかくする注射なども整形外科ではやってくれます。
しかし、これも腕が上がらないというレベルくらいならと考えていいでしょう。
多くはゆっくりとストレッチしたり、筋肉をゆるめていけば数日のうちには落ち着きます。
柔らかいボールやスポンジなどを親指から順に、ゆっくりと握っていくのを何回か繰り返すのもいいでしょう。
このように多くは筋肉をゆるめたり、動かしたりするだけでも改善されます。
誰かの手に委ねれば、もちろん気持ちよい感覚を得ながら改善できますし、専門家にフォローしてもらうことで不安も解消されるのではないでしょうか?
病院に行くレベルは極めて重篤です。
①、③であればペインクリニックや整形外科
②であれば脳神経外科をお勧めします。
しびれる感覚は決して怖いものではありません。
TVの医療番組では、怖い症状のように取り上げますが、センセーショナルに仕立てています。
いつも書くように
緊急を要する場合は、素人目に見ても
おかしいな?って思います。
本人も普通じゃない不安が襲ってきますし、ひどすぎる場合は判断出来る様子ではないはずです。
まずは冷静に。
気になるようなら、僕に連絡くださいね☆