朝起きると体が痛いという人は結構います。
本来、朝は睡眠をとって体が一番休まった状態ですので
体の調子が良い時間帯です。
しかし、この時間が痛いということは
体が十分に休まらなかったということも考えられます。
体が休まるためには副交感神経というリラックスする神経が働かなくてはいけません。
しかし、仕事で緊張した状態が続くと
睡眠導入時でも神経が昂ぶって、リラックスできないために
筋の緊張が続いたままで寝る事になります。
普段は背中を丸めて作業し、
寝る時は体を伸ばした姿勢をとるため
背骨周辺の筋肉は過度に緊張し、
朝まで続きます。
すると朝起きるときは背中が硬くなっているので
起きると痛むのです。
このような人は起き上がる前に
背中を丸め
だるまのようにコロコロと背中で転がってから
起きると少し楽に起きることができます。
また、寝る前に深呼吸や背骨周辺のストレッチなど
ゆっくりとしたペースで行うと
副交感神経が働きやすくなり
背中の緊張を抑えることができます。
また、椎間板ヘルニアなどは朝のほうが痛みを強く感じるので
脚の痺れなどを伴うときは病院で検査をしてもらうことも視野に入れてください。