「力を抜いてください」と整体やカイロで施術を受けるとよく言われます。
でも「力入れているつもりはないんですけど・・・」と答える。
力っていれようと思って入れても、それほど出ないし、
抜こうとしてもよくわからない。
力を抜くことができるかどうかは身を委ねきれるかどうか?なわけです。
力が入っているな?と思うとき、僕は呼吸を使います。
深くゆっくり吐いてもらいます。
それでも吐こう吐こうとする人は逆に緊張するので
遠くに意識を向けさせます。
視線を変えたりして。
あとは一回強く力ませたりすると抜きやすくなります。
その人がなぜ緊張するのか?根本はここにあり
力を抜いてくれないことを嘆くより、この原因を探して理解し、誘導してあげることが
一番大切です。
前に進もうとしているときも、我慢しているときも、警戒しているときも力は入ります。
でも理由は全然違います。
前に進みたいときは胃のあたり、我慢は肝臓、警戒は心臓に出ます。
みんな胸椎です。