先月はお盆休みもあったし、
意外と夜が過ごしやすかったというのもあって、
自分にしては就寝前読書ができました。
(たった3冊でと言わないで^^;)

 

「64(ロクヨン)下巻」の感想には
ネタバレもあるかもなので、
これから読む人はご注意を!

今は「夏美のホタル」と同じ著者・森沢明夫さんの
「ヒカルの卵」を読んでいるところです。
ほっこりする作品ってなかなか一気に読めないなぁ^^;

 

2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1087ページ

64(ロクヨン) 下 (文春文庫)64(ロクヨン) 下 (文春文庫)感想
最愛の娘が失踪する中、昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件の真相を追う三上広報官。妻とともに自宅に掛かった無言電話を娘からと思い込んで、一抹の望みをつなぎとめていた2人には、まさかの結末だっただろうな。64の結末もまたしかり。マスコミに伝えられることと、そうでないこと…とても練られたストーリーに敬服です。映画は結末が違うようなので、DVDが出たら観てみたいな。
読了日:8月5日 著者:横山秀夫
シンデレラ・ティース (光文社文庫)シンデレラ・ティース (光文社文庫)感想
坂木さんのお仕事ミステリーは読みやすくて、怖くなく寧ろ楽しいミステリーが満載で、恋愛もあってと私向き。今作では歯医者さん嫌いの主人公が一夏のバイトを叔父の勤務する歯科医ですることになって… 一人ひとりの患者さん(今作ではお客様)のことここまで看てくれる歯医者さんなら行きたいと思ってしまいました!そして、どんな仕事でも心を込めてすることが大事なんだな。頭では分かっていてもなかなかできないこと…。見習わなくちゃ!
読了日:8月12日 著者:坂木司
夏美のホタル (角川文庫)夏美のホタル (角川文庫)感想
当たり前のことだけど人に歴史ありと思い知らされる本。一見幸せそうで誰も羨むことなんてなくのほほんと暮らしていそうな人にも、つらく苦しい過去があったり。強面で誰も寄せ付けない人でも、本当は誰かとのつながりをとても大切にしていたり。誰でもきっかけさえあれば、道は開けるものなんだと。登場人物がみんな優し過ぎ。泣かせる反則技もあるけど、まんまと技にかかりました。そういえば、自分も子どもたちが生まれた時、アルバムには生まれてきてくれてありがとうって書いたけど、本人たちには伝えてない気がする。今更ながら伝えなくては。
読了日:8月19日 著者:森沢明夫

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今月もあまり読めない気がする…。