素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店/イェロン・ファン・コーニンスブルッヘ,ジョルジナ・フェルバーン,ヤン・デクレール,ヘンリー・グッドマン


『孤独のススメ』に続いてまたオランダ映画です。死が題材ではあるけれど、コメディだし予告編が面白そうだったので鑑賞してきました。原題『De Surprised』2015年オランダ作品。

【あらすじ】オランダの大富豪の息子ヤーコブ(イェロン・ファン・コーニンスブルッヘ)は、母の死後に自殺しようとするもあえなく失敗。偶然知ったベルギーの代理店が「最終目的地への特別な旅」のプラン、つまり自殺ほう助を行うサービスを提供していたことから、ヤーコブはどのタイミングで死ぬかわからないサプライズコースに申し込む。ところが同じコースを選んだアンネ(ジョルジナ・フェルバーン)と出会い、心境が変化していき…。(シネマトゥデイより引用)

早速、初日の朝一で観に行ってきました^^ シネコンだけど小さいシアターだからか、結構席は埋まってました。
チラシの謳い文句通り、エキセントリックだけどチャーミングなコメディ。そこに、ロマンスとサスペンスを加えて、ブラックな味付けをした感じ。自分で書いてて意味が分からない^^;
主人公ヤーコブが億万長者なだけに、そのお屋敷やお庭、そして彼が所有している高級車たち、それだけでも目の保養ができちゃうかも。チラシの画も可愛いんですが、映像も色彩豊かで素敵でした。
死がテーマということは、同時に生きることもテーマなわけで。「逝きたい」から「生きたい」に変わっていくヤーコブの姿を見ていると、何故か人の人生を覗き見してる気分になったりして。中盤までは、「それでいいの?」と何度も心の中でつぶやきました。
奇妙な代理店にサプライズコースで死を依頼し、そこで同じコースを選択したアンネと出逢い、生きる目的を失くしたはずのヤーコブに、今までにはなかった感情が芽生え始めます。プランは変更不可…さて2人は一体どうなるのか?!
コメディだけど、それほど大声を出して笑えるシーンは個人的にはなかったです^^; くすくす笑える感じかな。ちょっとした銃撃やカーチェイスはあるけれど、少しはらはらするくらい。終盤には、ほろりとするシーンもありましたし、ヒューマンドラマでもあったりするのかなぁと。
終始目が離せないという展開でもないけれど、最後まで飽きることなく鑑賞できました。ただ、面白かったと声を大にして言えるほどは、入り込めなかったかなぁ。
エンドロールも楽しく観させてもらったし、前向きになれるいい映画ではあります。公開したばかりなので、この辺で(*^_^*)




(画像はすべてお借りしました)

監督さんはマイク・ファン・ディムさんという方で、1997年に『キャラクター』という作品でアカデミー賞外国語映画賞を受賞しているそうです。オランダのウェス・アンダーソンと呼ばれているとか^^; ウェスさんの作品はちょっと苦手感があるのですが、あそこまで確立された世界観はなかった気がします。

P.S.『神様メール』とこの映画、どちらを先に観ようか迷ったんですよね。はしごすることも考えましたが、やっぱり私には1日1本が限界だと最近悟ったので次回に(笑) 同じように死が題材でブリュッセルが舞台というね^^;
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