スーパー! スペシャル・エディション [DVD]/レイン・ウィルソン,エレン・ペイジ,リヴ・タイラー

¥3,990
Amazon.co.jp


主人公以外のキャストが好きな人ばかりだったので、ちょっとグロいとは聞いてたんですが、どうしても観たくて、借りちゃいました。 2010年アメリカ作品(公開は2011年)。

冴えない負け犬人生を送る中年男のフランク(レイン・ウィルソン)。 唯一自慢できることと言えば、なぜか彼とは不釣り合いに美しい女性サラ(リヴ・タイラー)と結婚できたこと。 ところが、その妻がセクシーなドラッグディーラー、ジョック(ケヴィン・ベーコン)に入れあげ、彼のもとを去ってしまう。 そんな時、神の啓示を受けたフランクは最愛の妻を取り戻すため、正義のヒーローとなり悪と戦うことを決意する。 そして、自作のコスチュームを身にまとい、スーパーヒーロー“クリムゾンボルト”に変身した彼は街へと繰り出すと、工具のレンチを武器にチンピラ退治を決行する。やがて、そんな彼の前にコミック店のクレイジーなオタク店員リビー(エレン・ペイジ)が現われ、勝手に相棒ポルティーとして名乗りをあげるのだが。(allcinemaより抜粋)

もっと軽いノリかと思ったら、結構きましたね~。 感想を考えても思考停止しるくらい(笑) 素人ヒーローが悪に立ち向かうと言っても限度があると思うんです。 前半からやり過ぎ感は否めません。 それにあの脳ミソシーン!気持ち悪くて私はダメ。 単なるフランクの幻想のような気がするんですが、本人は神のお告げと思い込んでるし(汗) 妻を救いだすために自作のコスチュームをまといヒーローの如く飛び出していくのはいいけど、妻を連れて行ったジョックだけを標的にすればいいんじゃないのかな? 確かに“クリムゾンボルト”=フランクが襲っているのは、日常生活でルール違反をしてる人たちかもしれないけど、「そんなことぐらいで、あんなことされたら、そりゃ犯罪です」って言いたくなります。 いい子ちゃんの意見だと批判されそうだけど、エンターテイメント色の強い何らかの力を身につけているヒーローものとは違い、現実的過ぎるんですよね。 情けないヒーローものと言うよりは、バイオレンス色の強い犯罪ものという感じかな。 私も自分に自信が持てない負け犬なところがあるから、素のフランクの気持ちが分かるところもあるんですけど・・・ エレン・ペイジ、ケヴィン・ベーコン、リブ・タイラーと豪華キャストというだけで観たけれど、私にはちょっと過激すぎたかな(汗) 正義と言ってるけど、自分の感情のままに犯罪を犯してるだけのような? もう少しソフトに描かれていたらと、ストーリーは悪くない気がするので、もったいない気がします。 エレン・ペイジのコスプレと、はじけた演技が一番見所でしょうか(笑) 可愛かったから、最後あんな風に描いてほしくなかったなぁ。

ジョジーのsunshine cinema-Super 1ジョジーのsunshine cinema-Super 2

「キックアス」はTSUTAYA限定なので、まだ観てないんですが、この映画よりもソフトな感じで素人ヒーローを描いてるんですよね? 「キックアス」は京都シネマで、昨年公開映画の2位か3位に入ってた作品なので、いつか観てみたいです。