小学生クラスで教えている様子をサイモン先生が撮って下さったので、今日はコージーベアスクールでの様子を少し紹介します。 今日のクラスは小学生の超~元気な男の子たち。パワーが余って、ボールなどで激しく遊ぶのが大好きです! でも、勝手にボールで遊ぶのは禁止!ちゃんとサイモン先生の許可を得てから始めます。 Can I use a ball? Yes. But play in English! Ok! なんて先生と生徒の会話が、自然なシチュエーションで出てくるのがとても良いですよね。「言わせる」「読み上げる」といった、無機質な英語ではない、生きた英語がここにあります。 さてさて、そんな元気いっぱいのみんなを集めて、今日はゲームです!まずはルール説明!始めたばかりの子でも、ルールさえきちんと分かれば、後はなんとかついて来ようとするものです。 みんな、ゲームで勝ち負けが決まると分かっているので、ルール説明を聞く時は真剣そのもの! 今日はサイモン先生の作ったオリジナルの単語シートをテンポ良く順に行くゲーム。ちょっとでもつっかえたら負け!同じもの言っても負けだよ! Clap, clap. "Rabbit"! 元気な小学生に英語を教える時は、ゲームはとても効果的です。特に競争させると盛り上がります。ゲームに勝ちたいから、頭をふり絞って単語を思い出し、次はもっと勝ってやる!という思いでもっともっと単語を覚えようとします。 こういう時に私が意識するのは、その情熱の行く先が、きちんとこちらの用意したものに行くようにすること。つまり、今回のゲームはサイモン先生のシートの単語を覚えるという目標がまず先にあるゲームなので、ゲームを通してシートの単語を繰り返し練習し、さらにその後、自分から進んでこの単語を覚えたいと思わないといけないわけです。 白熱したゲームの後にシートでおさらいをすると、みんな乗り出すようにして単語をリピートしていました。ただ単にリピートさせるだけの時とは違い、「絶対に覚えるぞ!」という意気込みが感じられます。きちんとゲームの意図を理解し、次はよりがんばるぞ!と思えるのは、優秀な子の証拠ですね! 続いて「Animals」のお題でゲーム。 What animal do you like? と、手拍子に合わせてひとりずつ聞いていきます。 ルールは、前の人が言った単語を全て言わないといけないこと。 I like dogs. と最初の人が言うと、次の人は I like dogs, and cats. と、自分が好きな動物を言う前に、前の人が言った動物も言わないといけません。 これは、塾講師時代に A, B, and C という言い方を教えるのと、名詞を繰り返し発話させながら定着させるのにはどうすればいいか?と頭を絞って考えたゲームです。発案から今日まで、気づけば10年もやり続けているゲームです。 長くなってくると、A, B, C, D, E, and........F!!! というように、全部言えるかどうか、合っているかどうか、聞いている方も頭をフル回転して耳を傾けます。 特に盛り上がるのは、前の人たちのを全部言えた後に、新しいものを付け加える時の AND....?! の時。いつの間にか、みんな大声で笑いながら楽しんでます。 小学生とゲームをするのは、とても楽しいものです。たくさん笑って、たくさん頭を使えます。 でも、だからと言ってゲームをゲームだけで終わらせているようでは、中学校から始まる本格的な英語の授業に役立つ知識は身に付きません。 ゲームが授業の目的になっては、絶対にいけない。ゲームが目的なら、それは英語教室ではなくて、ゲーム教室です。あくまで英語の学習という知的好奇心をかき立てるものでなければならない。 もともと、知的好奇心というのは、ふつう誰もが持っているものです。知的好奇心を満足させることは、とても気分が良いものです。 「英語が楽しい」ということは、つまりそういう事につながる必要があると思っています。 最後に、とても良い写真をサイモン先生が撮ってくれました。 こういう真剣な表情、良いですね! 自由で開放的な雰囲気の教室の中、学習を楽しんでいるのが伝わってきます。 クリックthank you ★クリックthank you <↓こちらのブログもチェック☆↓> Dandelion Classのはぎ☆ちゃんのブログ⇒bloom☆絵本で英語子育て日記 Pansy Classなっちゃんのブログ⇒はじめての英語育児