旧正月休みのお楽しみイベントは、神戸へ。
神戸北野ホテルのレストラン「アッシュ」 と芦屋川の八百屋さん「CA」 の企画。
メニューはこちら。
山口シェフは、そもそもロワゾー氏の料理の再現をしたいがために、
フランス食材を空輸するルートを自ら作ったほどだったそうですが、
近年、「食べてくれるお客様」と「料理人」の関係を追求するうち、
フードマイレージの少ない方向へ、つまり地消地産へとシフトしたそうです。
その考えから、今回の、CAとのコラボレーションが生まれたよう。
フランス料理が、なぜ、世界のVIPの集まる場の共通料理に選ばれているか?
それは、スノビズムでもなんでもなく、(と思っていた、私。)
フランス料理には、「調味料を使わない」からだそう。
調味料とは、土着のものがほとんどで、
異国人には、食べ進むうち、飽きがきたりするものらしい。
たしかに、我々「だし」の文化圏の人間の舌に、乳製品や香辛料オンリーはつらい・・・
フランス料理とは、鍋の中で、
調味料を使わずして、調味料を使ったのと同等の効果を出す技法たるもの、だそうです。
「料理を科学する」ことにも尽力されている山口シェフの、話は本当に面白かった。
そして、料理は、本当に本当に美味しかった!すばらしかった!
思わず、最後にテーブルにいらしたシェフに握手してしまったくらい笑
何が感動したって、このプティ・フール。メニューにもなっていないこの小菓子たちまで
感動的にすばらしかった。
チュイルも、トリュフは言うまでも無く、
特に、普段、まっったく食指の動かない、ゼリー(でいいんですか?)パート・ド・フリュイ Pates de fruits
と判明~が、すんごいです!
美味しいったら美味しい!と、しかもうよう言いません。
なんか、もう、料理人ってすごいな・・・!と心底思いましたです。
私、恥ずかしながら、山口シェフとムッシュ・ロワゾーの関係をすっかり忘れていたのです。
ロビーでまたもやお話を聞くうち、「あ!」と思い出した次第。
前田吟が吹き替えやってたよね・・・笑
なんか、山口シェフへの賛辞記事になっちゃったけど、それくらい美味しかったってこと!
すばらしかった。
シェフ、ありがとうございました。
で、
なんでこんなに綺麗に写真がとれたかというと、ちょっと勉強会的な雰囲気もあり、
写真がとりやすい雰囲気だったわけです。
こんなこと初めてですが、同テーブルの方に(初対面)、ブログをやっていると
告白してしまったくらい。
この記事、読んでくださってるかしら?笑
その節は、楽しい時間をありがとうございました。
とても和やかで楽しかった~
紹介してくれた、manineやんにも感謝を。
で、野菜王子が出てきてないやん … 話はつづく。 (はー我ながら、長かった…)