ガチンコ色校正。
元データから印刷に至るまでには色々な工程をへて完成に向かうのですが、
その間にサンエムカラ-では色校正を様々な角度から行います。
最終出力までに、PDからの指示や、印刷立ち会いの際の指示によって
何度もテストを行っていきます。
色の調整をデータから行う場合は、
(印刷現場でインクの盛り方やその他の方法で方向修正をする場合もある)
サンエムカラ-本社2Fのスキャナーチームが請け負います。
今回はイヌイットの写真集の色構成を指示しに、
写真家の赤坂さんがいらっしゃいました。
スキャナー室に一緒に入って色の指示を出してもらう訳です。
いらっしゃいませ、赤坂さん!
営業Kさんに確認を取ってもらって、突撃ブログ取材スタート。
あ、やってるやってる。
今回の色修正担当Y本Hさん。色白の、できる男子です。
手前が写真家の赤坂さん。
なるほど、一回印刷したもので色を見てチェック→指示を出すわけですね。
するどい眼が光っています。
基本となるポジフィルムをライトデスクで確認、
一旦印刷した刷取(紙)で確認、その上で方向性を決め
「こっちよりの色にしてください(あくまで冷静)」指示。
そして、Y本Hさんがささっと動きます。
この作業をざっと百数枚、とにかく延々を行う訳なんですね。
今回の仕上がったデータは、
今月の31日に印刷立ち会いのもと印刷を行います。
一枚一枚、最良の状態を想像して修正したデータです。
さて、どうなるのでしょうか、しあがりが楽しみですね!
今回の書籍は、大阪のみんぱくにて販売されるとのこと。
私も大好きなみんぱくで!楽しみです。
わたしはと言えば、真剣なふたりをぱちり、ぱちり。
そのうちに、真剣な表情のおふたりもこんな感じに。
うふふ。
うふふふ。
うふふふふ。
あれ?なんか邪魔しちゃってます?とドギマギする私に、
赤坂さんのひとこと。
「写真を撮るときは、
空気のようにいなければいけないんですよ」
くうっ、かっこいい!勉強になります。
わたし、ものすごい雑念がはいってました。
それから数時間も作業を続けられていましたね、お疲れさまです。
真剣な現場に乱入してしまい、すいませんでした!
またのご来社お待ちしております!
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