しばらく家を空けていて、帰ってきてテレビをつけたら一部放送局が映らない。

あれっと思って屋上を確認すると、アンテナの素子が足らないのとアンテナの受信ユニットがずれている。

屋根に上がって受信ユニットを直してテレビをつけたら、今までどうりにテレビは映るが、またずれる可能性があるので、アンテナを変えようと思い、修理部門を持つ家電量販店に出向いて修理費用を確認する。

アンテナを販売しているセクションで店員さんにまず、修理費用を確認。『ここは販売だけなので、費用をはっきりと答えられませんが、おそらく2万円以上はかかります。修理部門で確認してください』との事。そこで、別の階にある修理部門へ。『アンテナ交換は2万円からですね。』と受付の女性が、修理担当の人らしき人と電話でやり取りして答える。

工事費用がかかるのは納得出来るが、4、5千円のアンテナ本体を変えるのに2万円は少しとりすぎだと思い、その女性に『土台に問題はなく、ケーブルにも問題ない。交換だけでそんなにかかるんですか?』と聞き返すと、先ほどのように電話確認することなく、『決まりですから、現地に行ってみないと分かりませんが、それくらいになります』と応えられる。

工賃5,6千円くらいなら工事を頼もうと思っていたが馬鹿らしくなって、ホームセンターでテレビアンテナを探してみると、”2千5百円”で販売していた。 

屋根に上がって古いアンテナ除去にてこずったが、15分くらいで完了。綺麗な画像で受信。


場合によっては高額になる可能性もあるが、”修理・工事の内容”、”その相談者の使用環境”等をよく確認する事が必要ではと思った。もし、高齢者、知識の少ない人、高い所に上がれない人等が工事依頼をした場合、一体いくら請求されるのだろう。


その量販店の会員であり、我が家の家電の80パーセント以上をそこで購入して、薄型テレビ2台、半年くらい前にアンテナ設置個所の移動をお願いした私としては、非常に残念な思いだった。