世界を代表する電子楽器メーカーのKORGに
大人の社会見学に行ってきた。
読売ランド、という川崎と東京の境に位置する
本社のショールームと音響ルームにて新しいTT
(ターンテーブル)に触れるのが目的。


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TECHNICS SLシリーズが生産中止との報道を
受けてツイッター上やネットのニュースはおろか
地上波のニュースなどでも取り上げられていた
のは記憶に新しいと思う。

実は自分も、日本在住の外国人向けニュースサイト
"Tokyoreporter"
にそれに関するコメントを出したばかりなので
タイミングがいいっちゃナイスなタイミング。
コメントを要約すると
『TECHNICS SLシリーズは放っておいても20
年くらいは壊れないし、各メーカーは次のスタンダード
を作るべく開発にしのぎを削っている」
という、ま、あんまり心配なさんなという楽観的
なものなのですが。

レコード針で著名な「Stanton」がこのタイミング
で新しいターンテーブルを開発したとのこと!!
こちらがその勇姿。


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こりゃ、酒好きが酒造見学に行くようなものですね。

この「Stanton ST-150」というターンテーブルの
『売り』はSLでいうところのピッチチェンジャーで
テンポを変えてもピッチ(音程)は変わらないと
いうところだそうです。つまりCDJプレイヤーと
一緒。但しCDJがそういった場合に音にブレが出る
けど、こちらはアウトプットをラインで繋ぐ関係上
若干音が劣化するのかなという雑感程度。しかしPHONO
ではSLと同じように使えるし音も全く変わらず快適。


そんなことよりもも! …”もも”2回言った。

SL以上に重厚なボディは音に安定感を与えるし、タッチ
アクションは全くスタンダード機種と変わりません。
アンチ•スケーティングやヘイト•アジャスト、S字の
トーンアームに関しても全く違和感がありませんね。
耐久性に関しても期待大。とにかく重い!

どうしてTECHNICS SLがスタンダードだったかというと
そういった基本的な要素がTTアクションに何らストレス
を感じさせなかったからです。あるDJがSL-1200をして
「究極。これ以上の機能は不要」
といったように、それが全てなのですねー。

つまりようやくクラブにおける後継機種が誕生したと
言うことに他ならないという安堵感を覚えたわけです。

加えて値段(この時点では伏せますが)面でも相当な
コストパフォーマンスであると断言できます。

つまり件の生産中止ニュースに関しては「安心」して
いいのではと思うのです。


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魅惑のデジタル機材。これらをDJセットと組み合わせて
実際に現場でクラブプレイできれば、クラブミュージック
はネクスト•レヴェルに突入するんだろうなー。
もうちょっとピアノの練習しよう。コード理論をきちんと
勉強しよう。