謙@自己中カウンセラーさんが、「妖怪さんからのプレジデントを読めメッセージ」に反応して、実際にプレジデントを買ってみたというブログ記事を書いてくれました。

★一億稼ぐ人のオキテ

★妖怪からのメッセージ

私も、この時にプレジデントを買ったのですが、響いたところが、謙さんと違って面白いなぁ、と感じたのでシェアさせていただきます。

私が一番「!!」と、感じたのは、P41のジョン・キムさんの言葉で、

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五年先の目標を決めるのはムダです。時代は激しく変化します。自分は五年先の時代を予測する能力を持っているのか。そう問うたとき、ほとんどの人は自分の無力さに気づくはずです。

五年先の目標がムダだと考える理由はもう一つあります。それは、時代の変化以上に自分が大きく変化するからです。人は同じ自分をずっと生きるのではなく。瞬間ごとに生まれ変わります。

明日の自分は今日の自分ではありません。にもかかわらず、現時点の根拠に乏しい推測で、未来の自分を縛るのはもったいない。

五年先のことは未来の自分に決めさせればいい。そのときの自分はいまより飛躍的に成長しているはずだからです。

~中略~

そうはいえ、計画は必要です。大切なのは、目標を設定する際に抽象度を持たせること。抽象度が高ければ、そのときどきに合わせて目標を修正していくこともできる。

意志が弱いから目標を修正するのだと考える人もいますが、私はそう思いません。自分を取り巻く状況は日々変わるし。自分も瞬間ごとに変わるのですから、目標の修正はごく自然なことです。

~中略~

短期的には、具体性のある固有名詞の目標を設定してもいいと思います。ただその際には、富士山よりエベレストを目指すことです。目標が高かろうが、低かろうが、それを100%達成することは難しく、たいていは、目標値の七・八割のところに落ち着きます。

だからこそ限りなく高い目標を立てて、自分に強い負荷をかける必要があるのです。

~中略~

一番高い山を目指す一方で、誰も登ったことのない山を探すことも大切です。基礎体力をつけるためなら、ほかの人が登った高い山にチャレンジすることも多いに意味があります。

しかし与えられた領域で頑張るだけでは、より創造性が求められるこれからの時代を切り拓いていくことはできません。自分が勝負する領域は、自ら選び、設定すべきなのです。

そうでなければ人生に何の意味があるでしょうか。いまの自分は不完全で修行中の身だとしても、そのプロセスを含めて、目標設定の全権は自分にある。

そういう絶対不可侵領域としての自己を確立することが、自分の人生を生きるということなのだと思います。

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他にも、いろいろと素晴らしいことが書いてあるのですが、私はキムさんのこれらの言葉だけでも、プレジデントを買った意味があると感じました。

ビジネスの成功には、心の成長がいかに大切かが書かれていたからです。

また、キムさんの言葉の使い方は、詩人みたいで、とても文学的で、そこも響いた点かな~、と感じました。

同じ事を表現するにも、いろいろな人がイロイロな言葉で伝えています。

自分に響く言葉は、その時の自分に必要なものだと思うので大切にしていきたいです。



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