こんにちは、パソコンワンポイントレッスン!PCインストラクターの川上です。
今日は日曜日なので、気楽にパソコンとは全然関係ない記事です。
ということで・・・、千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)ってご存知でしょうか?
(え~っ、お勉強ですか~、って、違います、ハイ 笑)
比叡山廷暦寺の「千日回峰行」は修行のなかでも荒行中の荒行と言われています。
千日といっても連続して3年間という意味ではなく、7年間をかけて通算1000日の間行なわれるようなのです。
■千日回峰行■
最初の3年間・・・1年のうち100日だけ行が許され、1日30kmを歩いて巡拝。
続く2年間・・・・・1年に200日の行。1日30kmは同じ。
ここまでの700日を満じて、9日間の「断食、断水、不眠、不臥の行」に入る。
(この行を修めないと次の行に進むことは許されません。)
その後、6年目・・・1年間に100日の行となる。(1日に歩く距離は60kmと倍増し、巡拝する場所も増える)
続く7年目・・・前半の100日間が1日84km、300カ所の巡拝となる。
最後の100日間・・・当初の1日30kmの行に戻る。(これで合計1000日間達成)
続く2年間・・・・・1年に200日の行。1日30kmは同じ。
ここまでの700日を満じて、9日間の「断食、断水、不眠、不臥の行」に入る。
(この行を修めないと次の行に進むことは許されません。)
その後、6年目・・・1年間に100日の行となる。(1日に歩く距離は60kmと倍増し、巡拝する場所も増える)
続く7年目・・・前半の100日間が1日84km、300カ所の巡拝となる。
最後の100日間・・・当初の1日30kmの行に戻る。(これで合計1000日間達成)
この困難な「千日回峰行」を2回達成している方がいるのです。
酒井雄哉(さかいゆうさい)さんという阿闍梨さまです。(2013年他界されています)
(阿闍梨(あじゃり)とは高位の僧侶の称号です)
2度の回峰行を達成したものは1000年を超える比叡山の歴史の中でも3人しかいないとされています。
その酒井雄哉さまが、どうして2度も達成できたのか、という質問に対して、答えたお言葉が
・無理せず
・急がず
・はみ出さず
・力まず
・ひがまず
・威張らない
・急がず
・はみ出さず
・力まず
・ひがまず
・威張らない
です。
二千日回峰行となると、4万km×2回=地球2周分、ですね。
重みのあるお言葉だと思います。
色んな方のブログを見たり、人の話を聞いたりすると、「自分も頑張らないと・・・」などと、どうしても焦ってしまったりする場合があります。
しかし、自分は自分の生き方がある、という前提に立ち、
この『無理せず、急がず、はみ出さず』・『力まず、ひがまず、威張らない』
と、呪文のようにブツブツとつぶやきながら、また明日から歩いていこうと思ったのでした^^!
以上、ひとりごとでした。
LIDS澄川・ライフデザインスクール
川上 雄大