先日、健康診断に行ってきました。
健康診断は言ってみれば、自分の生活リズムや食生活の“答え合わせ”
小学生みたいに「身長が伸びた!」と喜ぶわけではないわけで。
検査結果を見て、自分に足りないところ、改善されたところ、効果が出ていることを確認するのです。
私も結果をもらってきて早速確認。
気になるところは…ひとつ平均より高い数値があったので何かと思ったら、善玉コレステロール(笑)
ひとまず一安心。これからもキープ&アップを心がけていきます。
結果表と一緒に「検診活用ブック」なるリーフレットもいただいたのでパラパラめくるめくる。
「肥満」「高血圧」「肝機能の障害」など、検査結果と照らし合わせて数値のよくない人はこういう見直しをしたらいいですよ~と簡単にわかりやすく書いてありました。
たとえば糖尿病には、
1、運動の習慣をつくる
2、バランスのとれた食生活を
3、ストレスを十分に発散しましょう
といった具合。
なるほどなるほど、でもそれができてないんだよなぁ~という声も聞こえてきそうですが、進みすぎると食事制限など「食べる楽しみ」を奪われてしまうなかなか辛い病気なので、1ミリの歩みでもよくしていくことをおすすめします。
リーフレットを読みながら、なるほど納得、と思ったのですが気になった点がひとつだけ。
それは、
メタボや高血圧など、最近の健康管理は「高い・多い」ことばかり取り上げていて、やせすぎ、低血圧など「低い・少ない」は重要視されていないのでは?
ということ。
病気ではないけど健康ともいえない“隠れた予備軍”
冷えとか低血圧で朝調子が出ないというのは、「なんとかしなきゃ!」というほどのものではないです。でも放っておくとだんだん体に負担がたまって、病気の元になってしまう危険性が。
やせすぎは過度のダイエットのせいかもしれないし、食生活で足りないものがあるのかもしれないし、運動して筋肉をつけたほうがいいのかもしれない。
今、国をあげて「予防医学」が励行されています。
「アンチエイジング」「いつまでも若々しく健康に」「さびない体」といった言葉が街中にあふれ、私たち20代でも“年齢の重ね方”は大切な関心事です。
ついつい見落とされがちですが、「みんなの健康」を願うなら、「低い・少ない」層の健康指導も、「高い・多い」人たちと同じぐらい真剣に向き合っていきたいもの。
行政・医療機関での対策を期待するとともに、個人レベルでももっと「健康美」に対する意識を高めていこうと思います。
具体的なアドバイス、体験編なども少しずつ書いていくので、楽しみにお待ち下さいませ。
見てくれがいくらキレイでも中身がなければそれは張りぼて。
基礎体力がなければ、外側をよくしても内側から崩れていきます。
見えないからこそ、見落とされがちだからこそ手をかけよりよくしていきましょう+++