『ランブレッタ1型 シュウ君号 路上復帰の歩み 〜第12歩〜』 | 「For your life?」

『ランブレッタ1型 シュウ君号 路上復帰の歩み 〜第12歩〜』

イロイロと慌ただしい毎日で、すっかり更新が後回しになっておりました。

 

さ、はじめますっ! スクートピアからマグハウジングが届きました。

このマグハウジング、相当クオリティが高いのがわかります。これをリプロダクションするScootopiaの情熱には頭が下がります。。もうインド製のマグハウジングを泣く泣く使わなくていいんです!

 

早速マグハウジングの作業に取り掛かります。

まずはオイルシールを入れます。

 

奥までしっかりと押し込みます。

 

次にL字ワッシャーを入れます。

 

続いてベアリングを入れます。GPクランクなのでNU2205のベアリングです。

Li-TVクランクの場合、スペーサーリングを入れますが、今回は不要です。

まずはベアリングを入れる付近をヒートガンで温めます。

 

ベアリングを水平に起き、入れていくのですが、叩き込む時にベアリングを直接打つのは良くないんです。ベアリングの外周を均一な力で入れていくんですが、この時リアハブプーラーがちょうどいいドリフトのサイズなんです。

 

ゆっくりと慎重にベアリングを入れていきます。

 

ベアリングが入ったらオイルシールを入れます。

オイルシールの向きに注意します。

 

サークリップで閉じたら作業終了。

 

次にクランクシャフトにベアリングレースを入れておきます。

入りました。

 

次にクランクシャフトをエンジンケースに入れます。

 

多少知恵の輪状態ですが、クランクをドライブ側に入れて、特殊工具を使ってクランクシャフトをチェーン側に引き込んでいきます。

 

スムーズにクランクが回ることを確認したら(引き込みすぎると動きが渋くなります)、先ほど組み立てたマグハウジングを組み込みます。ガスケットを入れて、

エンジンケースから3本出ているスタッドボルトをガイドにして、

方向を確かめてコンコンっと叩いて入れます。そこまで力は入れないでも入ります。

間違っても力を入れて叩きすぎてマグハウジングを壊さないように気をつけます。

 

ある程度入ったら、ナットで3方向均等に少しずつ締め込んでいきます。

 

クランクシャフトのインストールとマグハウジングが完成しました。

 

とりあえず長くなるので、エンジンの更新はこれくらいで終わります。

 

さて、ランブレッタとは全然関係ないんですが、先日チョコレート屋(謎)で使う焙煎機を軽トラをレンタルして兵庫県に取りに行ってきました。

 

軽トラで、重たい焙煎機を後ろに乗せて兵庫往復はなかなかのエキサイティングな旅でした。。。

さて、無事に焙煎機を持って帰ったはいいものの、降ろすのがそれはそれは大変で 汗

O氏が仕事でたまたま使う予定でレンタルしていたジャッキを使って移動を手伝ってくれました。

と、たまたまウチにランブレッタのエンジン組み立てを見にきてたKen氏も、まさかの焙煎機移動という重労働に巻き込まれてしまってます。

おかげさまで、無事に運び込みが終わりました。深謝m(_ _)m

いや、ホントに友達って大切だなと。。。 改めて思いました。

 

で終わるはずだったんですが、ちょうど同じ日の午前中、友人から連絡がありスモールベスパをもらいました。笑

調子悪いらしいし、どうやってベスパを持って帰ろうかなーと思い、とりあえずO氏に連絡したところ、ちょうど実家に帰るところだったみたいなのですが、ベスパをくれる友人宅がO氏の実家のすぐそばという偶然!

ついでに車に乗せて帰ってもらうことになりました。

 

で、そのまま焙煎機と一緒に置いて帰りましたとな。

いやいやO氏のおかげで焙煎機とベスパがなんともスムーズに運び込めました。

頼りになるオトコですなぁ〜

 

さて、ふるーーーーい焙煎機なので、時間見つけて全バラして掃除やメンテナンスもしなきゃいけないし、スモールベスパはクラッチが明らかに滑ってるし。

優先順位からベスパは当分放置プレイですね。スクーターを減らそうと思ってたのにまさかここにきて増えるとは。。汗 

 

ではでは★