元小学校教師の整理収納アドバイザー
村田美智子です。
先日の「ご夫婦お揃いでの作業」の続きです。
前回は洗面所の作業の様子をお伝えしましたが、実はキッチンパントリーを先にやりました。
※モニター様のため掲載のご許可をいただいています。
共働きご夫婦のT様。
奥様だけでなく、ご主人や時々ヘルプにいらっしゃるご実家のお母様も使われる場所です。
ビフォー(全体)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160215/09/sukkiri-style/8d/9b/j/o0800142313567724455.jpg?caw=800)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
という奥様。
主に、リバウンドしない「分け方」「収め方」を一緒にやってほしいと
到着前に全出しはしておいてくださいました。
一通り、要不要もチェック済み
とのことでしたが
ここでも村田チェックが入ります。
おっと、こちらのコーヒーメーカー
未使用品
でも、5年が経過しているそう。
ご本人たちにとっては、どうやら“コーヒーメーカーで落として飲むのは面倒”
らしいのです。
コーヒー好きのご主人に確認しても
「これからも使わない」
(ドリップやインスタントで十分)
とのこと。
手放すことは決めたものの、
はて、どうするか???
というご様子だったので、
「コーヒー好きで味にこだわりのある方は、お手入れも意外と手間に思わず、
喜ばれると思いますよ~。」
とお伝えしたところ、
ご実家のコーヒーメーカーが
もう古いとのことで
早速その場でご実家に電話をされていました。
ご依頼主様、行動が早いです
ちなみに、リサイクルショップに出す場合
電化製品は5年を経過した物は引き取ってくれないことが多いです。
もし、最初から確実に「使わない」と思っているモノは
スペースを使って眠らせておくよりは
早めに気持ちよく使ってくれる方の元へ
お嫁に出す方がいいですね。
こちらのパントリーのキモは「分け方」。
リバウンドしてしまうのは
分け方のルールが確立できていないこと
と思われます。
ご自分(ご家族)の分かりやすい「分け方」で「仕切る」
ことでリバウンドしにくくなります。
一つ一つどのグループに入れたらいいか
ご依頼主様にとっての分かりやすい「分け方」を一緒に考えていきました。
アフター(全体)
アフター(上部)
パッケージから出して並べておけば、かさばらず
忙しい朝でもサッと飲めます
そして、ヘルプに来てくださるお母様しか使わない物は「お母様セット」として
1つにまとめて在庫の把握もしやすくしました。
今回、「分け方」がキーポイントでしたが、
「やってみて使いにくい場合は、遠慮なく変更して下さいね~」
とお伝えしてあります。
そのために、ラベリングに使ったのは
剥がしやすい養生テープ。
すぐに修正がききます。
作業しながら、ご夫婦お互いに
「私(俺)はこれでいいけど、あなたはどう?」
と言った具合に、相手への配慮も見られたお二人。
夫婦ご一緒の作業をきっかけに
これからも、お二人で互いの「想い」を確認しながら
よりよい形にしてもらえたら嬉しいなと思います
T様ご夫妻、ありがとうございました。
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