≪史上最大のリコール≫アメリカのトヨタ自動車 | RE:SUKI

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考えましょう

米国トヨタ自動車販売が、トヨタではアメリカ史上最大となる380万台のリコールを発表しました。

■リコール対象車

2007~2010年型   トヨタ・カムリ

2005~2010年型   トヨタ・アバロン

2004~2009年型   トヨタ・プリウス

2005~2010年型   トヨタ・タコマ(日本名・ハイラックス)

2007~2010年型   トヨタ・タンドラ

2007~2010年型   レクサスES350

2006~2010年型   レクサスIS250&IS350


人気のハイブリッド車プリウスなど8車種に及んでいます。「運転席のゴム製などのマットが固定されずにペダルの下に入り込むなどした際、ペダルが引っかかり、戻らなくなる場合がある。」とのこと。


リコールの原因となったのは、アメリカでの事故が原因です。


8月28日、トヨタ「レクサス」がカリフォルニア州サンディエゴで時速約190キロで壁に激突、大破しました。激突する寸前まで911と電話でのやり取りを行っていたことで大きく報道されました。


RE:SUKI-レクサスES350 アメリカの事故

運的席のフロアマットをサイズの合わない別車種のものに交換していたとのこと。マットがはさまりペダルが踏めない現象が起こっていました。


乗っていたMark Saylorさん(45)と妻Cleofeさん(45)。さらに娘のMahalaさん(13)と義理の兄弟であるChris Lastrellaさん(38)の4人全員が、亡くなっています。


Chris Lastrellaさんが携帯電話で、激突寸前まで911と話をしていました。激突までの会話です。「ブレーキが効かない」などと伝えていましたが、今回のリコールの要因である「マットによりペダルが踏めない」ということが、関係あるように思えます。


さて、気になるのは日本の車について。

実家がトヨタ車ですので気になります。


トヨタのコールセンターに電話したのですが、まったく繋がりませんでした…。かなり問い合わせが殺到しているようです。構造上、同じなのか違うのか、気になるところですね。AP通信によると、トヨタ車でのアクセルが動かなくなる事故が運輸省に102件報告されているとのこと。


マットを交換しなければ事故は起きていないという感じでしょうか?

そして、日本での対応はどのようなものになるのでしょうか?


世界中でとなると大事ですよこれ



■Santee Car Crash 911 Call(実際の電話でのやりとり)


911 Dispatcher: 911 emergency what are you reporting?

Lastrella: "We're in a Lexas. We'regoing on North 125 and our accelerator is stuck."

911 Dispatcher: "I'm sorry?"

Lastrella: "Our accelerator is stuck. We're on 125..."

911 Dispatcher: "Northbound 125. What are you passing?"

Lastrella: "We're going 120. Mission Gorge. We're in trouble. We can't … there is no brakes. End freeway half mile."

911 dispatcher: "You can't do anything like turn off your engine?"

Lastrella: "We're approaching the intersection. We're approaching the intersection. We're approaching the intersection."

Others in the care are heard saying "hold on" and "pray."



■事故の報道

http://www.youtube.com/watch?v=_Y1alzS9BSg


■米トヨタ、レクサスなど380万台リコール

 【ロサンゼルス=飯田達人】米国トヨタ自動車販売(本社・カリフォルニア州)は29日、運転席のフロアマットがずれてアクセルペダルの操作を妨げ、ペダルが踏まれたままの状態になって重大事故につながる恐れがあるとして、米国で販売されている高級車「レクサス」など約380万台を対象に、顧客にマットを外すよう求めると発表した。  週明けにもリコール(回収、無償交換)する方針だ。トヨタとしては米国で最大規模のリコールとなる。  対象は「レクサスES350」(2007~10年型)、ハイブリッド車「プリウス」(04~09年型)、主力の「カムリ」(07~10年型)など7車種。米運輸省などによると、ゴム製などのマットが固定されずにペダルの下に入り込むなどした際、ペダルが引っかかり、戻らなくなる場合がある。  カリフォルニア州サンディエゴ郊外の高速道路で8月、レクサスES350が時速約190キロで壁に激突、乗っていた4人が死亡した事故があり、捜査でその状況に陥った可能性が高いことが分かった。販売店が貸した代車で、マットはサイズが合わない別車種のものだった。同乗者が携帯電話で「アクセルが動かない」などと緊急連絡し、衝突までの緊迫したやり取りがメディアで報じられた。  米運輸省は29日、ペダルの形状などが同じプリウスなど他の車種も含めて注意を喚起した。AP通信によると、04年型以降のトヨタ車でペダルが戻らなくなって起きた事故は、運輸省に102件報告されている。(2009年9月30日13時49分 読売新聞)



コメントにて対策についてのお話を頂きました。

北米トヨタのHPに写真がありました。


RE:SUKI-トヨタ リコール関連

http://pressroom.toyota.com/pr/tms/toyota/toyota-consumer-safety-advisory-102572.aspx


基本は他の車のマットを使わないことのようですが、このマットでも外れる場合があるようです。写真のような構造です。報道によると、現在はマットを取り外すことを推奨しています。


■11月26日 追記

≪続・史上最大のリコール≫アメリカのトヨタ自動車426万台

http://ameblo.jp/sukinakoto/entry-10396962126.html


トヨタが本格的にリコールへ動き出しました



■2010年1月追記

≪米トヨタ≫アクセル問題で8車種を生産停止へ

http://ameblo.jp/sukinakoto/entry-10443872519.html