~ 事件の経過 ~
■事件発生場所
・東京都江東区潮見のワンルームマンション
■2008年4月12日(土)
・容疑者である星島貴徳被告は、916号室の女性の強姦を計画
■4月18日(金)
18:30
・計画の実行 → 自室である918号室に潜み待ち伏せ
19:21
・被害者は、姉に近くに着いたことをメールで報告
19:30~
①妹である東城瑠理香さん(当時23歳)が916号室へ一人で帰宅
②被害者が扉を開けると同時に、918号室から星島容疑者が飛び出す
③容疑者はそのまま部屋に押し入り、暴行(※)。
※左の額を右手で1回強く殴り、廊下にに押し倒し背中に馬乗り
④そのまま被害者を立たせ両手を縛り目隠し
⑤被害者の黒いバックを拾い上げ、包丁で脅迫しなが918号室へ
⑥強姦目的で918号室のエアマットに被害者を寝かせる
⑦手足をビニール紐で縛り、声が出ないよう口にはタオルを
⑧被害者の額の傷の血を確認、916号室に戻る
⑨916号室内で、血痕・指紋の証拠隠滅を行う
⑩強姦に失敗した星島被告は、被害者への脅迫などを考える
20:43
・被害者の姉が916号室に帰宅
・玄関の施錠はされておらず、不審に思った姉は付近を捜索
21:15
・姉は捜索を止め帰宅
21:16
・姉は壁の血痕に気付き警察へ通報
21:27
・警察がマンションに到着 → 捜査開始
22:20
・星島被告の部屋918号室の扉がノックされる→不安に
22:40
・星島被告は様子が気になり、部屋の外へ → 通路に警官3名を確認
・部屋に戻った星島被告は、被害者の行方不明を計画
23:00
・仰向けの被害者の首に体重を掛け8~9cm包丁を突き刺す
・被害者の父が216号室へ到着
23:05
・5分経過しても首を刺された被害者が死なない為、首から包丁を抜く
・頚部刺創による失血により被害者死亡
23:50
・包丁2本とノコギリで死体の解体を開始
■4月19日(土)
2:00
・警官が星島被告の部屋を訪問 → 入浴中を装う
「何も聞こえなかったです。眠いので寝ていいですか」・被害者の母が216号室へ到着
・解体した死体を星島被告は部屋の中に隠す(※)
※足と腕→冷蔵庫・頭→クローゼットの段ボール・胴体→ベッド下の段ボール
12:00
・警官が星島被告の918号室へ来訪
・916号室の妹が被害者であることを知る
21:00
・まな板・包丁・ノコギリを使い、腕と足を細かく切る
・一部は、トイレに流し、一部は冷蔵庫へ
■4月20日(日)
夕方
・星島被告がマンションのエレベーターで被害者の父親と会う
「大変なことになりましたね。どちらの部屋ですか?」
20:00
・胴体を細かく切る →19日と同様
■4月21日(月)
・星島被告出社
21:00
・頭部を細かく切る→19日と同様
■4月22日(火)
・3回に分け、骨を駅近くのマンションのゴミ捨て場に遺棄
深夜から未明
・冷蔵庫の骨を細かく切る→警官がすでに調べた風呂場天井裏へ
■4月25日(金)
・風呂場天井裏の骨が腐敗した為、鍋で煮ることに →27日まで
・細かくなった物は、トイレなどに流す
■4月29日(火)
・近くのコンビニゴミ箱へ骨を遺棄
■5月1日(木)
・近くのマンションのゴミ捨て場へ残りの骨を遺棄
■5月25日(金)
・星島容疑者 住居侵入の疑い → 逮捕
■6月13日(金)
・死体損壊・遺棄の疑い → 再逮捕
■6月25日(水)
・殺人容疑 → 再逮捕
■起訴
殺人罪・住居侵入罪・死体損壊罪・死体遺棄罪・わいせつ目的略取罪
■2009年2月10日判決公判 ⇒2月18日へ変更
殺害状況などについては惨いですが、詳細が発表されています。
産経新聞の記事をリンクしておきます。
(2)警官来訪後20分で殺害決意…臓器取り出し、まな板の上で刻んだ
(4)同居の姉、黒い服で涙 最後の言葉は「オーケー、行ってきます」
(7)「隠れて私を驚かうとしているのかと…」遺族の嗚咽漏れる
(8)「お願いだから部屋の前にいて」…室内には血痕、廊下にはピアス
(9)最初の骨片発見はコンビニ前マンホール 次々血痕、DNA
(10)骨49片、肉片172個…法廷に映し出された「東城さんのすべて」
(11)「警察に訴えられないようセックスで調教」身勝手な論理を展開
(12)ドアに飛びつき開けた瞬間「トウジョウ・ルリカが立っていた」
(14)緊縛行為、隣のビルの会社から見られないよう「カーテン閉めた」
(15)「外に出すからおとなしくしろ」…緊縛、目隠しの被害者に包丁
(16)被害者を正座させ…グルグル巻きに縛り「最後は固く結んだ」
(17)「東城さんは恐怖から汗をかいていた」…指紋や足跡拭きまくった
(18)理想は「尽くす女性」好みのタイプを芸能人にたとえるなら「ない」
(20)「警察が来たので殺してしまいました」そのとき被告はAVを
人間はどこまで残酷なのでしょうか。考えるだけで恐ろしい事件です。普通に暮らしている普通の人が、ある時消える。そして、発見された時には、人の手により、細かい「物」になり果てている。そんなことがあって良いのでしょうか?被害者・家族共に、かわいそうすぎます。
ご冥福を祈ります
↓関連動画
疑っていると笑う星島容疑者