周りの風景はガラスに隔てられていて、熱さを感じることが出来ない。
ずっとそういう風に過ごしてきた。
「そのガラスを打ち破ってみないかい」
彼らは言った。Team Imagineのメンバーである。
彼らは熱かった。
この人を見れば、One two threeでノックアウトだと言われた。
吉川晃司である。
彼のライブDVDやPVを見た。
小さなテレビの中でも、彼の存在感は大きかった。
そして、彼は疾走していた。光も追いつけないくらいに。
K2とTeam Imagineについて行けば、違った世界を見られるのではないか。
そんな希望を彼らは抱かせてくれた。
こうして僕はTeam Imagineに参加した。
そのTeam Imagineを通じての集大成が三回の吉川ナイト。
僕が見ていたのは疾走する彼らの後姿だったかもしれない。
けれど、みんなと一緒に歌ったあの瞬間、とてもいい笑顔ができた。
みんなの熱い気持ちが伝わってきた。
ほんの一瞬無敵になれた気がした。
ありがとう、Team Imagine
ありがとう、来て下さった皆さん
ありがとう、K2
お前らみんな、愛してるぜ!!