汐留☆アイドルカーニバル!ミニのレポート4 | もうね。なにがなんやら

汐留☆アイドルカーニバル!ミニのレポート4

まとめ枠残るは、ひめキュンフルーツ缶です。
こちらもTIFからの掛け持ち組みです。
このまとめ枠に入れ込まれたましたが、もし
掛け持ちしていなければ、単独の枠を獲得
していたのかも知れません。
私も以前にRの法則でのもりてぃのレポートを
見ていたので、このグループのことは知って
いました。愛媛を地盤に活動するグループで
もちろん私は生で見るのが初めて。イベント前
SAKURA GIRLS以外では最も楽しみにしていたのが
このグループです。

で、ひめキュンフルーツ缶で検索をかけて
読んでいただいている方もいらっしゃるので
言いにくいのですが、正直な感想はちょっと
がっかりでした。
まずというか、これが一番大きいがっかりの
原因ですが音量が大きすぎです。
元々、汐留AXは音響が良くないのですが
そこに来ての大音量は、正直言ってやりすぎに
感じました。事実ひめキュンフルーツ缶の後は
耳が聞こえづらくなりましたからね、しばらく。
で、音響が悪いうえに大音量なんで、何を歌って
いるのかが全然分からないんです。とにかく
うるさい。それがひめきゅんのカラーなのかも
しれませんが、初見の私には、はぁこれですか
って感じです。

見ている間にステージ上での熱狂に反比例して
私の期待はどんどん冷めていきました。
そうなってくると不思議なもので、絵に描いた
ような笑顔で動き回る、頑張ってますよ
アピールも鼻につき始めます。
全般的にうさんくさい、そんな印象です。
これが本当にひめきゅんの姿なんでしょうか。
歌やダンス他、普通のひめキュンフルーツ缶を
見たいなって思いました。で、これが普通だと
したらちょっと付いていけないですね。
暑苦しくて。

もう一点、この枠にありながらMCも結構長々と
やったり。正直なところ、推しのグループの
出番が終わればあとは最後の物販が楽しみで
残っている人も会場には多かったと思います。
ぶっちゃけ言えば、他のグループなんて
どうでも良い早く終わってくれないかな
なんて思ってるわけですよ。私が事実そう。
で、この枠で出演するグループは、自らの
良いところをポンポンとテンポよく出しては
ステージから下がっていってるのに
これですからね。
大音量の件もそうですが、場所や流れに
合わせることはしないんですね。
TIFとの掛け持ちということで、その
テンションのまま、こちらに来たことも
影響したのかも知れません。
まぁいろいろ書きましたが、楽しみにして
いた分ちょっと残念でした。

この枠が終了すると、残すところはあと二組。
Aell.とALLOVERですが、Aell.は速報で書いた
ということで、残るはALLOVERだけなので
ここにまとめて書いちゃいます。
さてロゴ等に「ALLOVER」と書かれていますが
読み方は「オールオーバー」だそうです。
ALL OVERなんですね。直訳すれば全て完了
やりきったぜって感じでしょうか。
未完成をアピールすることが多いこの界隈で
珍しいネーミングをしますね。
メンバーは最多の12人、このステージでは1~2名
欠けていたように思いますが、10名以上はいたと
思います。さすがに多いですね。
ここまで色々なアイドルを見てきたわけですが
ここに来てこの物量。さあていよいよ杏仁豆腐
かなと思ったところに、かに玉チャーハンが
出てきた感じです。

で後から調べて分かったのですが、このALLOVERを
母体にしてasfiやアリス十番など、各グループに
人材を供給しているんですね。
どおりで兼務しているファンが多いような気が
していたんです。そういうことだったんですね。
コンセプトとしては秋葉原調査隊であること
だそうです。ようは秋葉原にありそうなものを
詰め込んでみましたって感じなんでしょうか。

全然関係ないですが、いつから秋葉原はアイドルの
街になったんですかね。元々アイドルとは無関係に
秋葉原に入り浸っていた時期があったんで。
いつも違和感を感じるんですよ。
今をときめくAKB48は秋葉原を根城にしているから
なんでしょうけど。そのお膝元、秋葉原の電気街
振興会はキャンペーンにスマイレージを選んじゃうし。
全然根付いて無いじゃん。
秋葉原が実用の街だったのはとうの昔で、そんな
ものは車でいける郊外型のヤマダ電器に奪われ
可愛いものを集めた街になったのは間違いなく
可愛いものといえば、アイドルもそこに入って
然るべきとは思いますが。
アイドルの聖地は、やっぱり中野じゃないんですか。
中野区はそういうのやんないんですかね。
アイドル中野学校みたいなの、出てこないですかね。

それはさておき。秋葉原というキーワードを持った
彼女たち、確かに歌声の中にぽつぽつハイトーンな
いわゆるアニメ声が混じったりしていました。
曲は夢、とか旅立ちとか、普通の応援ソングっぽい
感じでした。ソロパートがなく斉唱がほとんどなく
今風のアイドルっぽいなと思いましたが、面白みに
欠けるような感じがしましたね。それ以上の印象は
残念ながら、ありませんでした。
しかし衣装はオーバーオールで、アイドルっぽく
なく、普通のアイドルとしても、どうかなと。
同じオーバーオールにしても、もう少し華やかさが
あってもいいんじゃないかなと思いました。
こういう部分は変に実用的であったり。
ある意味、秋葉原を体現しているのかもしれませんね。

そんなこんなで、アイドルカーニバルミニ全ての
グループについて、簡単にレポートしてきました。
今回、印象に残ったグループはB-limit.ですね。
見に行ける機会があれば、もう一度見たいと
思いました。それくらい魅力的でした。
あとAell.はやっぱりここに入ると、頭一つ抜けて
ますね。正攻法なのも、いい感じです。そんな
Aell.ですが近々アルバムが発売されるそうです。
これも欲しいな、聞いてみたいなと思いました。
特に良かったなーと思ったのは、この2グループです。


さて概して見るとやっぱり各グループ、他との
差別化に必死だなと思います。
適当に可愛い娘を集めて、綺麗な衣装を着させて
歌って踊ってさせてみました、なんてグループは
一つも無かったですね。
それが成功か失敗かは別にして、練りに練られた
明確な方向性やコンセプト・スタイルを持っています。
アイドル全般を見渡しても、そういうものを曖昧にして
商売しているのは℃-ute・真野ちゃんまでなんじゃない
ですかね。スマイレージからは「日本一スカートの
短いアイドル」という冠がつきますし。
今をときめくAKB48にしても「会いにいける」ことと
「秋葉原」という差別化を計られてます。
厳密に言えば、何のコンセプトも持たずふわーっと
アイドル出来ているのはBerryz工房だけな感じも。
Berryz工房はBerryz工房なんだで、OKなBerryz工房って
ほんと特異な存在だと思います。

さて、で話が方向転換しますが、我らがアップアップ
ガールズ(仮)ですよ。グループの方向性やコンセプト
って何って、よく考えるんですよね。無駄ですが。
まず(仮)。これは大きいですよね。
すんごいアイコン、世紀の大発明ですね。
でも非ハロっていうアイデンティティは私、反対です。
言葉は悪いんですが、それじゃ℃-uteになっちゃう。
いつもなんだかなーと思うのが、愛理ちゃんの反省や
Berryzと比較しての焦り。聞きたくないんですよね。
もう自由に飛んでいける羽を持っているのに
巣でうじうじやっているように聞こえるですよね。
Buono!っていう選抜グループでは出来て、こと℃-ute
では、いつまでもそんなこと言っているのって、どうも
おかしいですよ。
他と比較して、どうなんてことは言わずに、単純に
℃-uteって凄いでしょ、と堂々とのたまって欲しいん
ですよね。その点スマイレージのほうが怖いもの
知らずで、その姿勢は好きですね、
アップアップもハロや諸々のしがらみを振り払って
他がやらないようなことをやって欲しいですね。
アップアップって、アップフロント所属だったんだー
へーよくやるねーなんて思われるくらいに。
期待しています。

さてこのイベントを総括すると多種多様なアイドルと
その現場が見られて、大変面白かったです。
これで1500円は安いなと。
サクラガールズがいなければ見に来なかったのですが
いなくても1500円は安いです。
今度の日曜日にもグループが多少変更になって#2が
開催されます。もし興味をもたれましたら、お出かけに
なってはいかがでしょうか。

以上です。