東京都世田谷区の競売にかかってしまった方
からの相談がありました。


年齢がなんと80歳です。
この年で家を追われるのは辛いと
親子間売買や身内間売買など
買い戻しの相談です。


債務内容は住宅ローンではなく
不動産担保ローンです。


2ヶ月支払えなかっただけで
期限の利益を喪失してしまい、
直ぐに競売にかけられたとのことです。

住宅ローンの場合は通常は
3ヶ月から6ヶ月で期限の利益を喪失し、
その後、任意売却期間が6ヶ月あり
それでも売却できなければ競売になりますので、
相当早いスピードで
競売になってしまったわけです。

これには理由があります。
街場金融やサラ金などの不動産担保ローンは、
高利の金主から貸付資金を調達しているので、
住宅ローン信用保証など違い
1日でも早く回収しなければ
損失が日増しに増えていくのです。


返済もしないで、
かといって自分の所有なため家賃などもなく、
タダで住んでいられても困るわけです。
ですから直ぐに競売にかけるのです。


住宅ローンは
住宅ローン信用保証がついているので、
金利も含めて回収できるので
半年くらいの期間は待ってくれます。


なぜ?この東京都世田谷区の方は
今まで放っておいたのか?

不思議に思い聞いてみました。
すると、放っておいたののではなく
知り合いの不動産会社へ親子間売買を依頼していたが、
その不動産会社が不慣れでノウハウがなかったため、
話がまとまらず、
わたしの
「自己破産しない!任意売却で住宅ローン地獄から抜け出す本」
を読んで相談したとのことです。


この東京都世田谷区の場合は
年明けには入札が始まるので
年末年始の空白期間を考えると、
相談から1週間で売買契約とローンの内定まで行い、
12月半ばには競売取り下げと
決済終了まで持っていく予定です。


時間がないので手抜かりがないよう、
気を引き締めて望みます。


解決しない問題はありません!
諦めなければ!

※プライバシー保護のため内容は一部変更してあります。