先日の夏休みのある日、長男(小6)の仲良しのお友達3人が、我が家に泊まりにきました。
その日、わたしは仕事だったのですが、急いで帰り、6時15分には家につき、一緒にピザを作ろうと準備していました。
駅から自転車で家まで15分。
途中、ヤキトリ屋さんで、注文したヤキトリをゲット。
冷蔵庫には、前日に作ったピザ生地、スライスした玉ねぎ、ピーマン、ベーコンがスタンバイ。
子供たちが生地を伸ばしてトッピングしてる間に、わたしがサラダを作り、お姉ちゃんに冷凍ポテトを揚げてもらおう、、、
と、頭の中でいろいろ段取りしながら家につくと、
自転車のカゴに、いろいろ買い物した袋はあるけど、
(通勤)カバンがない、、、(大汗)
カバンの中には、免許証、財布、クレジットカード、カギ、、、
全ての大事なものが、ぜ~~~んぶ入っています
携帯電話は自転車のカゴに入れてあったので、最後に寄ったヤキトリ屋さんに電話してみるも、「無い」とのこと。
すぐに来た道を引き返したかったのですが、今から戻ると、お友達がおなかをすかせてしまう、、。
夫ヒロシは、大体、6時半ごろに駅につき、家に帰ってくるのは7時過ぎ。
ヒロシに、「タクシーで急いで帰ってきて~」と連絡し、
とりあえず、そのまま帰り、段取り通りに夕飯の準備を進めました。
あとはピザを焼くだけ、という頃にヒロシが帰ってきてくれたので、現場監督(笑)をバトンタッチして、駅までの道をキョロキョロしながら自転車で戻ると、、、
「あ、あった~~~(ノ´▽`)ノ」
「スナック・ニュー・カータン
(仮名・笑)」の店先に、ちょこんとたてかけられていました。
中身を確認すると、現金含め、手付かずで全部ある~~(涙)
そのまま持って帰るのもアレなんで、おずおずと「スナック・ニュー・カータン」の扉を開けると、ママと一人のお客さんが出てきて、
ママ「あら~~、あれ、あなたのだったの?良かったわ~~。」
お客さん「店の前で、中身もバラバラになってたけど、オレがまとめて、入れといたんだ。」(後ろの自転車のカゴが子供椅子仕様のままで、落ちてしまったのに気づかなかったのです。)
「本当に、本当に、本当に、ありがとうございました。」と伝え、後日、心ばかりのお礼のお菓子をお届けしました。
ときどき、ヒロシのアンポンタンをネタにする私ですが、実は私も生粋(きっすい)の、アンポンタンです。(似たもの夫婦。イヤ、私のが大物(ビッグ)!?)
子供にも(特に、一番しっかりしている末っ子)、
「もう~、お母さん、しっかりしてよ~(◎`ε´◎ )。」とよく言われるのですが、、、
以前、末っ子にクイズを出したことがあります。
「お母さんの、今までで、一番大きな忘れ物は何でしょう」
末っ子くんは、う~んと考えて、いくつか答えを出しましたが、どれも違いました。
私「正解は、、、」
(末っこくんの耳元で、小さな声で)「ランドセルでした!」←末っ子くん、大爆笑。
あれは、小4の冬でした。
とても寒い年で、なぜか、「何枚着てるか」ということを競うのが、友達の間で流行ってました。
その日、私は、肌着を2枚、ブラウス、トレーナー、オーバーオール(上部があるから、一枚でカウント)、カーディガン、ジャンバーと7枚重ね、早く友達に自慢しようと、意気揚々と、着膨れしたベイマックス状態で、学校に行きました。
下駄箱で友達に会い、一緒に教室に行く途中、今日は7枚着てきたことを友達に自慢しようとすると、
「すいかちゃん、、、ランドセルは?」と聞かれ、
背中に手をやると(着膨れしてなかなか手がまわらない)、
「ナイ!!!」
玄関にランドセルを置いたまま、背負うのを忘れてきたのでした。
(名札に入れてた10円玉で、学校の公衆電話から電話をかけ、家の人に持ってきてもらいました。)
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今回、ちょっとよかったこと。。。
カバンを探しに戻るとき、玄関で、義父母に「どうしたの?」と聞かれ、
「落し物したから、ちょっと探してきます。」と伝えたのですが、行きはケイタイのみを手にもち、帰りはカバンを持ってるので、義父母に「カバン落とした」のがバレるの、恥ずかしいな~と思いつつ、「ただいま~」と帰ったのですが、、、
もう、バレバレだし仕方ない、と思って、一部始終を義父母に説明して、
「いい人に拾われてよかった~~」と言うと、
義父が、さらっと、
「お母さん(私)が、いい人だからだよ。」と言ってくれました。
この一言が、温かくて、嬉しくて、、、
この一言が聞けただけでも、カバン落としてよかったかな?
(ウソウソ、以後、絶対に気をつけます!!)