【読書日記】人間関係の基本は、言葉にする力である。-「部下は徹底的に可愛がれ!」
おはようございます。
本日の1冊はコチラ↓
「部下は徹底的に可愛がれ!」 高濱正伸 日本能率協会マネジメントセンター
なぜ部下は言う通りにしないのか。
なぜ上司は使えないのか。
そう思っている方、必読です。
タイトルからすると、
マネジメントの本に思えますが、
本書はコミュニケーション本です。
その軸は「可愛がられる力」です。
部下自身にそれを持たせることと、
育てる仕組みをつくること。
職場が円滑に回る方法はこの2つで
あると本書に書かれています。
著者は「花まる学習塾」を経営し、
1人で立ち上げてから244の拠点を持つ
までに育て上げた高濱さん。
その高濱さんが、最初に掲げている
仕事の基本は「言葉にする力」です。
言葉にする力とは、
「気づく力」であり、
「想像する力」であり、
「考える力」でもあります。
感じて、考えて、言葉にする力。
そんなの当たり前だと思いますが、
自分自身を振り返ってみてください。
お互いに理解ができなくて、
イライラした経験はありませんか。
自分の伝達不足によって、
失敗の原因になったことはありませんか。
考えが及ばなかったことで、
機会を逸したことはありませんか。
しっかり言葉にすることは、
思った以上に難しいことだ。
そう思いますよね。
それは自分自身だけでなく、
上司や部下、先輩や後輩も、
同じだということです。
ましてや、言葉の裏側にある、
経験や知識、情報、その時の感情は、
誰一人として同じではありません。
相手のことを理解するのは、
本当に難しいことです。
相手の常識を受け入れることは、
確かに難しいことです。
ただ、相手を理解する姿勢を持たない
ということは、自分も他人から理解を
されないということです。
特に職場では、そこの文化だったり、
上司や先輩のスタイルだったりを、
まずは受け入れること。
実際、一度溶け込めれば、
自分も仕事がしやすくなるし、
自分の意見も通りやすくなります。
私もそういう経験がありました。
細かくは書けないのですが、
「若手はこうあるべき」
という論理はどこにでもあります。
100%とまではいかなくても、
それをこなせるようになれば、
ほとんど不自由なく仕事をする
ことができるようになります。
例えば、電話を取ることだったり、
飲み会の幹事だったりするような、
小さなことの積み重ねであっても、
ちゃんとやっていれば認めてもらう
ことができます。
逆に、そういう姿勢も見せないのに、
相手に多くを求めてしまうのは、
特に下の立場にいる人にとっては、
いいことは全くありません。
なので、高濱さんの次の言葉は、
とても的を得ていると思います。
意見を言わなければ、
「会議に出なくていい」
と怒られる。
でも、発言したらしたで、
また怒られる。
そういう経験をされた方も、
いらっしゃるかもしれません。
何でも言えばいいわけでなく、
意味のある発言にしなければ、
残念な結果となってしまいます。
仮に同じ提案をしたとしても、
入社したばかりの新人と、
期待の中堅が言うことでは、
全く受け取られ方が異なる。
それは、理不尽なことではなく、
むしろ当たり前のことではないか
と思います。
出会ったばかりの営業の方と、
付き合いが長く信頼のおける営業の
方がいたら、どちらの提案を真剣に
聞くかは、決まっていますよね。
まずは、少しでも会社の中で、
一目置かれる存在になること。
著者の言葉を借りれば、
「居場所をつくること」が、
求められます。
そのためには、
可愛がられる力が必要で、
基本となるのは言葉にする力だ
ということになります。
ようやくつながりました。
私ももっと、言葉にする力を、
磨かなければと思います。
職場の人間関係に困っている方。
部下が育たず悩んでいる方。
上司に認めてもらいたい方。
ぜひチェックしてみてくださいね!
部下は徹底的に可愛がれ! 花まる流! 稼げる部下の育て方
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「部下は徹底的に可愛がれ!」 高濱正伸 日本能率協会マネジメントセンター
なぜ部下は言う通りにしないのか。
なぜ上司は使えないのか。
そう思っている方、必読です。
タイトルからすると、
マネジメントの本に思えますが、
本書はコミュニケーション本です。
その軸は「可愛がられる力」です。
部下自身にそれを持たせることと、
育てる仕組みをつくること。
職場が円滑に回る方法はこの2つで
あると本書に書かれています。
著者は「花まる学習塾」を経営し、
1人で立ち上げてから244の拠点を持つ
までに育て上げた高濱さん。
その高濱さんが、最初に掲げている
仕事の基本は「言葉にする力」です。
『仕事にしても、日常の生活にしても、とにかくまずは言葉にできなければ何も始まりません。「言葉にする」とは、他人が言っていることや書かれていることをちゃんと理解してポイントをつかめるようになること。それから、自分の考えをわかりやすく相手に伝えることです。「そんなの簡単だ」「誰でもできる」と思うかもしれませんが、実際、圧倒的多数の人が身につけられていません。まったくできていないというよりも、言語化が「甘い」人がとても多いのです。』(P52)
言葉にする力とは、
「気づく力」であり、
「想像する力」であり、
「考える力」でもあります。
感じて、考えて、言葉にする力。
そんなの当たり前だと思いますが、
自分自身を振り返ってみてください。
お互いに理解ができなくて、
イライラした経験はありませんか。
自分の伝達不足によって、
失敗の原因になったことはありませんか。
考えが及ばなかったことで、
機会を逸したことはありませんか。
しっかり言葉にすることは、
思った以上に難しいことだ。
そう思いますよね。
それは自分自身だけでなく、
上司や部下、先輩や後輩も、
同じだということです。
ましてや、言葉の裏側にある、
経験や知識、情報、その時の感情は、
誰一人として同じではありません。
相手のことを理解するのは、
本当に難しいことです。
『「うちにはこんな部下がいて困るんです」「私の上司は、全然わかってないんです」よくそういう話を聞きますが、よくよく見ると問題の根源は「常識のぶつかり合い」であることが非常に多い。これは私の実感です。私たちは、つい自分の常識を「絶対に当たり前のものだ」と思い込んでしまいます。人間関係だけではありません。国同士だってそうです。でも、実際は、人それぞれ違います。「自分の常識は『他人の非常識』」というくらい、みんな自分にしか通用しない「常識」をもっています。』(P97)
相手の常識を受け入れることは、
確かに難しいことです。
ただ、相手を理解する姿勢を持たない
ということは、自分も他人から理解を
されないということです。
特に職場では、そこの文化だったり、
上司や先輩のスタイルだったりを、
まずは受け入れること。
実際、一度溶け込めれば、
自分も仕事がしやすくなるし、
自分の意見も通りやすくなります。
私もそういう経験がありました。
細かくは書けないのですが、
「若手はこうあるべき」
という論理はどこにでもあります。
100%とまではいかなくても、
それをこなせるようになれば、
ほとんど不自由なく仕事をする
ことができるようになります。
例えば、電話を取ることだったり、
飲み会の幹事だったりするような、
小さなことの積み重ねであっても、
ちゃんとやっていれば認めてもらう
ことができます。
逆に、そういう姿勢も見せないのに、
相手に多くを求めてしまうのは、
特に下の立場にいる人にとっては、
いいことは全くありません。
なので、高濱さんの次の言葉は、
とても的を得ていると思います。
『でも、遠慮せずにアイデアを言うことと、会社の先輩・上司に対して上から目線でズゲズゲ言うことは全くベツモノです。前者は提案ですが、後者は単なる非難・批判。身内を非難・批判していても、何も生まれないどころか嫌われるだけです。もちろん、その会社にとっての常識が「どうしても違う」と感じるなら、変えようとしたっていい。ただ、それには相応の手順を踏むべきです。まずは会社の中で部下自身が自分の居場所をつくること。これは、会社独自の文化・常識の中で、当たり前のことを当たり前にできるようになるということです。』(P104)
意見を言わなければ、
「会議に出なくていい」
と怒られる。
でも、発言したらしたで、
また怒られる。
そういう経験をされた方も、
いらっしゃるかもしれません。
何でも言えばいいわけでなく、
意味のある発言にしなければ、
残念な結果となってしまいます。
仮に同じ提案をしたとしても、
入社したばかりの新人と、
期待の中堅が言うことでは、
全く受け取られ方が異なる。
それは、理不尽なことではなく、
むしろ当たり前のことではないか
と思います。
出会ったばかりの営業の方と、
付き合いが長く信頼のおける営業の
方がいたら、どちらの提案を真剣に
聞くかは、決まっていますよね。
まずは、少しでも会社の中で、
一目置かれる存在になること。
著者の言葉を借りれば、
「居場所をつくること」が、
求められます。
そのためには、
可愛がられる力が必要で、
基本となるのは言葉にする力だ
ということになります。
ようやくつながりました。
私ももっと、言葉にする力を、
磨かなければと思います。
職場の人間関係に困っている方。
部下が育たず悩んでいる方。
上司に認めてもらいたい方。
ぜひチェックしてみてくださいね!
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