【読書日記】志こそが人生の動力源である-「20代でムダな失敗をしないための逆転思考」 | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【読書日記】志こそが人生の動力源である-「20代でムダな失敗をしないための逆転思考」

おはようございます。
本日の1冊はコチラ↓


「20代でムダな失敗をしないための「逆転思考」」 上田渉 日本経済新聞出版社


人生は失敗の連続。
成功ばかりの人なんて、
ほとんどいないですよね。

でも、失敗が続いてしまうと、
やっぱり落ち込むもの。
失敗を糧にできればよいのですが、
なかなかそうもいきません。

無駄な失敗をしないために、
もっとも大切なこと。

本書で多くの失敗談を披露している
著者の上田さんによると、
それは「志」になります。

そんな大層なものはない・・・
という方でも安心です。
上田さんは次のように書いています。

『「できる」「できない」を考えるのではなく、とりあえずウソでもいいから志のようなものを立てることでモチベーションが高まり、やるべきことやこまかいアクションも決まるということです。』(P29)

志がウソでもいいのか?!
という疑問もあるかもしれません。

ただ、自分の志向性というか、
漠然としたイメージだけでも
持っていると違ってきます。

私事で恐縮ですが、
以前初めてお会いした方に、
「志があるんですね」
と言われたことがありました。

それまであまり意識しておらず、
何に志を感じてくれたのか、
考える機会になりました。

おかげで、自分の志のようなものは、
多少持てている気がします。

そして、おすすめなのが、
志をぶつけ合うこと。
友人でも仲間でも、
自分の考えていることについて
真剣に話してみると面白いです。

『生じた問題意識が志に昇華したら、その志を誰かにぶつけてみるといいでしょう。自分の会社でも他社の人でもいいのです。志をぶつけると、「実は自分もそう思っている」という共感が生まれたり、逆に、「そうは思わない」という本音が出てきたりします。本音は、志をぶつけないと出てきません。』(P67)

私も何度か勉強会仲間と、
いろいろ語り合ったことがあります。

話していると不思議なもので、
自分の考えが整理されてきます。
誰かから質問されると、
答えを必ず探すようになります。

そうやって少しずつ磨いていけば、
例えウソから始まった志でも、
自分の軸になって行くと思います。

そのような軸ができて初めて、
お金だったりスキルだったり、
手段が効果を発揮してきます。

ただやはり、
志だけでは難しい面もあるようです。
失敗例については、本書の中で、
上田さんのご経験がふんだんに
ご紹介されています。

『志、ロマンがあっても儲からないと人はついてきません。ビジネスモデルは見つからないし、お客さまも来る気配がないし、「これはダメだろう」と、計画段階でみんな散り散りバラバラになりました。』(P80)

確かにメリットがないと、
人は動かないかもしれません。
自分自身に置き換えてみても、
間違いなくそうだと思います。

人を動かすためには、
ロマンとソロバンの両輪が
揃う必要があるのですね。

これから就職・転職される方。
会社や新規ビジネスを立ち上げる方。
部下や後輩をお持ちの方。

ぜひチェックしてみてくださいね。





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