【読書日記】短時間で本を活用できる5つのポイント－「10分間リーディング」
おはようございます。
本日の1冊はコチラ↓
「10分間リーディング」 鹿田尚樹 ダイヤモンド社
本を読みたいけど、読めない。
そういう方は多いようです。
「本を読む時間がない」から。
では、時間がなければ本は読めないか？
10分間なら確保できないか？
恐らく、そういう方は滅多にいません。
「10分間リーディング」
そう聞くと、速読術の本かもしれません。
残念ながら、その期待は裏切られます。
『年間300冊以上の本を読み続けているうちに、気づいたことがあります。それは、本の内容を理解するためには、必ずしも「すべてを読む必要はない」ということです。すべてを読んで得られることも、自分に必要な部分だけ読んで得られることも、その大きさにあまり差はありませんでした。』（P22）
つまり、本書の読書術とは
「本は大事なところだけ読む」こと。
読む部分を制限する。
結果的に、読む時間も短縮される。
短時間で本を活用する。
これが本書に書かれているエッセンスです。
ただし注意が必要です。
それは、いきなり10分間で読める、
というわけではないことです。
上で引用したとおり、著者の鹿田さんも、
読んでいくうちに方法を確立しました。
早く読むには、下地が必要です。
私も速読術は使っていませんが、
平均よりは読む速度は早いと思います。
それは、本をたくさん読んだからです。
質を求めるには、まず量から。
量をこなすことで、質がついてくる。
それに留意する必要があります。
それはともかく･･･
①読む時間を制限する
『時間を制限することで、「読みたい！」という、本を読む目的に意識的にフォーカスすることができます。』（P29）
読む時間を確保するためだけでなく、
より本への集中度を高める。
そういう意味で、時間を制限する。
私も、本を読むのは電車の中だけ。
そう決めています。
だから、読み切ろうという気持ちが
より働いている気がします。
②本を読む目的を明確にする
『つまり「第2にのタイトルをつける」ことで、「結果として10分で読めてしまう」というわけです。』（P36）
これは①の裏返しですね。
この本から何を得たいのか？
すると、必要な箇所だけ読み、
結果的に読む時間が短縮されます。
本を買う段階から「何が得たいか」を
考えながら選んでいるとよりいいですね。
自分に合わない本を選ぶ確率を減らしてくれます。
③大事な1行と出会う
『10分間リーディングの本の読み方は、どちらかというと「Read」より「Search」に近いイメージです。私たちに本当に必要な部分を、本の中から拾うように読んでみましょう。』（P40）
「本を読む本」という本の中に、
"点検読書"という読み方があります。
拾い読みのような形で、調べ物などをする
際に活用する方法です。
まさに「Search」する読み方。
大事な部分を逃さないようにする。
それが得られればいいわけです。
④繰り返し読む
『新しい情報を得るよりも、読み返すことで再発見するほうが効率的でムダがありません。』（P51）
1冊の本を読み返すと、
最初とは違った発見があった。
という例は、枚挙に暇がありません。
本は何度読んだっていいし、
だからこそ、読みこぼしを恐れる必要はない。
そのとき吸収できた言葉こそ、
そのとき必要な言葉なんだと思います。
⑤目次をきちんと読む
『この数ページはまさに宝の地図。目標までの道しるべとなる情報がギュッと詰まった大切なページです。』（P54）
もしかすると一番読まれないページ。
それが目次かもしれません。
ただ、本を作るときに最初に書くのは、
多くの場合が目次ではないでしょうか。
つまり、目次は本の骨格です。
本を買うときにも、
本を読む前にも。
一度目を通しておくことをオススメします。
方法については、必ず本書に書かれている
ことを採用する必要はないと思います。
ただ、それは本をきちんと読んでわかること。
つまり「本との対話」です。
読んで終わりでなく、適度にツッコミを入れ、
いい方法は取り入れる。
本書では「マーカー、付箋は使わない」と
ありますが、私はバリバリ付箋を使います。
でもそれは、繰り返し読むため。
サッと読んで付箋をつけ、そこを重点的に
再度読んでいます。
あれ？これって10分間リーディングと同じ。
本書の言葉を借りると、著者と自分との
「差分がわかった」状態です。
時間がないから本が読めない。
読書が好きだから、もっと読みたい。
本を読むだけで終わらせたくない。
そういう方は、ぜひチェックしてみて下さい。
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「10分間リーディング」 鹿田尚樹 ダイヤモンド社
本を読みたいけど、読めない。
そういう方は多いようです。
「本を読む時間がない」から。
では、時間がなければ本は読めないか？
10分間なら確保できないか？
恐らく、そういう方は滅多にいません。
「10分間リーディング」
そう聞くと、速読術の本かもしれません。
残念ながら、その期待は裏切られます。
『年間300冊以上の本を読み続けているうちに、気づいたことがあります。それは、本の内容を理解するためには、必ずしも「すべてを読む必要はない」ということです。すべてを読んで得られることも、自分に必要な部分だけ読んで得られることも、その大きさにあまり差はありませんでした。』（P22）
つまり、本書の読書術とは
「本は大事なところだけ読む」こと。
読む部分を制限する。
結果的に、読む時間も短縮される。
短時間で本を活用する。
これが本書に書かれているエッセンスです。
ただし注意が必要です。
それは、いきなり10分間で読める、
というわけではないことです。
上で引用したとおり、著者の鹿田さんも、
読んでいくうちに方法を確立しました。
早く読むには、下地が必要です。
私も速読術は使っていませんが、
平均よりは読む速度は早いと思います。
それは、本をたくさん読んだからです。
質を求めるには、まず量から。
量をこなすことで、質がついてくる。
それに留意する必要があります。
それはともかく･･･
「短時間で本を活用する5つのポイント」
①読む時間を制限する
②本を読む目的を明確にする
③大事な1行と出会う
④繰り返し読む
⑤目次をきちんと読む
①読む時間を制限する
『時間を制限することで、「読みたい！」という、本を読む目的に意識的にフォーカスすることができます。』（P29）
読む時間を確保するためだけでなく、
より本への集中度を高める。
そういう意味で、時間を制限する。
私も、本を読むのは電車の中だけ。
そう決めています。
だから、読み切ろうという気持ちが
より働いている気がします。
②本を読む目的を明確にする
『つまり「第2にのタイトルをつける」ことで、「結果として10分で読めてしまう」というわけです。』（P36）
これは①の裏返しですね。
この本から何を得たいのか？
すると、必要な箇所だけ読み、
結果的に読む時間が短縮されます。
本を買う段階から「何が得たいか」を
考えながら選んでいるとよりいいですね。
自分に合わない本を選ぶ確率を減らしてくれます。
③大事な1行と出会う
『10分間リーディングの本の読み方は、どちらかというと「Read」より「Search」に近いイメージです。私たちに本当に必要な部分を、本の中から拾うように読んでみましょう。』（P40）
「本を読む本」という本の中に、
"点検読書"という読み方があります。
拾い読みのような形で、調べ物などをする
際に活用する方法です。
まさに「Search」する読み方。
大事な部分を逃さないようにする。
それが得られればいいわけです。
④繰り返し読む
『新しい情報を得るよりも、読み返すことで再発見するほうが効率的でムダがありません。』（P51）
1冊の本を読み返すと、
最初とは違った発見があった。
という例は、枚挙に暇がありません。
本は何度読んだっていいし、
だからこそ、読みこぼしを恐れる必要はない。
そのとき吸収できた言葉こそ、
そのとき必要な言葉なんだと思います。
⑤目次をきちんと読む
『この数ページはまさに宝の地図。目標までの道しるべとなる情報がギュッと詰まった大切なページです。』（P54）
もしかすると一番読まれないページ。
それが目次かもしれません。
ただ、本を作るときに最初に書くのは、
多くの場合が目次ではないでしょうか。
つまり、目次は本の骨格です。
本を買うときにも、
本を読む前にも。
一度目を通しておくことをオススメします。
方法については、必ず本書に書かれている
ことを採用する必要はないと思います。
ただ、それは本をきちんと読んでわかること。
つまり「本との対話」です。
読んで終わりでなく、適度にツッコミを入れ、
いい方法は取り入れる。
本書では「マーカー、付箋は使わない」と
ありますが、私はバリバリ付箋を使います。
でもそれは、繰り返し読むため。
サッと読んで付箋をつけ、そこを重点的に
再度読んでいます。
あれ？これって10分間リーディングと同じ。
本書の言葉を借りると、著者と自分との
「差分がわかった」状態です。
時間がないから本が読めない。
読書が好きだから、もっと読みたい。
本を読むだけで終わらせたくない。
そういう方は、ぜひチェックしてみて下さい。
皆さんの応援で元気が出ます(´∀｀)♪
10分間リーディング/鹿田 尚樹
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