【読書日記】社会人になってこそ、勉強することに意義がある!-「勉強革命!」 | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【読書日記】社会人になってこそ、勉強することに意義がある!-「勉強革命!」

おはようございます。
本日の1冊はこちら↓


「勉強革命!」 上田渉 マガジンハウス


とても勇気をもらえる1冊でした。
実用的なビジネス書で、感動することはあまりありませんが、
本書はその少ない1冊です。

オーディオブック。
今ではかなり広まってきましたが、少し前までは全然その存在は
メジャーではありませんでした。
著者の上田さんは、ビジネスを通して社会に貢献するべく、現在経営
されているオトバンクという会社を立ち上げました。

見た目はクールで、とても謙虚で人当たりのよい上田さん。
しかし、内に秘める思いは、とても熱いものを感じます。

東大に入り、学生時代からビジネスに携わっている。
そう聞くと、さも優秀な学生であったと想像されます。
でも、実は落ちこぼれの学生時代だったと言います。
(推薦されている山田真哉さんいわく「のび太くん」タイプ)

偏差値30からの東大受験。
普通の人なら、無謀だって思いますよね。
現役では受からず、二浪したうえでの東大入学。

そこまで学生時代の上田くんを支えたのは「目的意識」でした。

何のために勉強をするのか?
多くの人は、意識しないで勉強しているのではないでしょうか。

仕事の役に立ちそうだから。
もっとお金を稼ぎたいから。
子供の頃からの夢だったから。

目的には、人それぞれいろんな種類があると思います。
一方で、社会人になると勉強をしなくなってしまう人もいます。

本書を読めばわかりますが、社会人になってこそ勉強がしやすい
環境が整っていると言えます。

その理由は3つあります。

まず1点目が、前述した通りの目的意識です。
仕事をしていれば、もっとできる人になりたい、昇進したい、給料を
アップさせたい。
など、モチベーションを維持しやすい環境にあります。

2点目が、実学として学べることです。
どうしても座学だけだと、頭では分かっても腹に落ちてこないことが
多々あると思います。
社会人であれば、学生時代以上に実学と座学をリンクさせて学ぶ
機会を持つことができます。

3点目が、新しい道を切り開けることです。
本気になればなるほど、壁に次々ぶつかっていきます。
勉強時間の捻出方法しかり、勉強法しかり、そもそもとして勉強して
いる内容の意味、またその活かし方。
壁にぶつかることで新しい発見があり、挫折することで別の選択肢が
生まれます。

自ら考え、学び、行動すること。
これが、学生時代と社会人との勉強の違いです。
学校が用意したカリキュラムも、もちろん素晴らしいものです。
ただ、社会人になったら、社会人のやり方があります。

確かに、学生時代に比べると、まとまった勉強時間はなかなか捻出
しにくいものです。
そこで、自分に合った方法を、自分の生活の中から作り出すことが
必要になってきます。

「忙しい中でも日々勉強を続けるには、わざわざ意気込まなくても、
何となくでも勉強してしまうように、仕組み化することが重要です。
勉強を仕組み化してしまえば、何となく時間があるなぁというときに、
自然に勉強をするようになります。すなわち、無意識に勉強ができ
るようになるのです。」(P208)

一度自分に合った方法が見つかれば、それは他にも応用できます。
勉強に限らず、仕事や普段の生活の中でも活かすことができます。

例えば、すきま時間の使い方であれば、通勤時間の勉強だけに
留まらず、週末の時間の有効活用だってできるわけです。
いかに効率よく家事をこなし、浮いた時間をやりたいことをする時間に
充当すれば、より楽しい週末になりますよね。

つまり、人は何からだって学ぶことができます。
勉強とは机に向かってカリカリやるだけでなく、効率よく学ぶだけでも
ないことを、本書は上田さんの体験をもって教えてくれます。

勉強したいんだけどできない。
勉強に意味や目的を見出せない。
勉強の成果が上がらない。

そんな悩みを抱えている人は、ぜひ読んでみて下さい!



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